伝説の巨大ザメMEG(メガロドン)の恐怖を描く海洋パニックアクション『MEG ザ・モンスター』の続編『MEG2:ザ・トレンチ(原題)』(Meg 2: The Trench)の撮影がイギリスでスタートした。潜水レスキューのプロである主人公ジョナス役でジェイソン・ステイサムが続投する。

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「メガロドンは必ず出てくるし、もしかしたら複数出てくるかもしれない」
米メディア「バラエティ」の報道では、『ハリー・ポッター』シリーズなどの撮影が行われたイギリスのリーブスデン・スタジオで撮影が始まったのが確認されたという。主人公のレスキューダイバー、ジョナスを演じるジェイソン・ステイサムに加え、海洋学者スーイン役でリー・ビンビンも続投。『ハイ・ライズ』のベン・ウィートリー監督が、前作のジョン・タートルトーブの後を継いでメガホンを取る。
前作『MEG ザ・モンスター』は、SF作家スティーヴ・オルテンの小説「Meg: A Novel of Deep Terror」を原作に、200万年前に絶滅したとされる超巨大ザメ“メガロドン=MEG”と、ジョナスら人間たちの死闘を描いた2018年の海洋パニックアクション。全世界で5億3,000万ドルの興行収入を記録し、『ジョーズ』を超えてサメ映画史上ナンバーワンに輝いた。
今回の物語の詳細は明かされていないが、第一作の原作小説の続編「The Trench」に基づくのであれば、前作から4年後が舞台となり、新たなるメガロドンの恐怖が描かれる。ウィートリー監督は「メガロドンは必ず出てくるし、もしかしたら複数出てくるかもしれない」と含みを残す表現で内容を予告している。