現在のウクライナ情勢を受けて、キネマ旬報シアター(千葉)にて『ひまわり(1970)』が3月12日(土)より緊急上映されることが決定した。本上映では、収益の一部が侵攻を受けたウクライナの人々の人道支援のために寄付されることになっている。

「ひまわり畑」のシーンは、ウクライナの首都キエフの南、ヘルソンで撮影されたといわれる

名匠ヴィットリオ・デ・シーカ、2大スター、ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニによって描かれた、戦争で引き裂かれた男と女の愛の物語『ひまわり』。

本作での有名な「ひまわり畑」のシーンは、ウクライナの首都キエフの南、ヘルソンで撮影されたといわれる。ひまわりはウクライナの国花とされ、SNSではロシアによる侵攻を受けるウクライナの安全と平和を祈る「ひまわり」の投稿が相次いでいる。

第二次世界大戦下のイタリア。ジョバンナ(ソフィア・ローレン)とアントニオ(マルチェロ・マストロヤンニ)は、美しいナポリの海岸で恋におち、結婚する。その後、アントニオは厳しいソ連の最前線に送られ行方不明になってしまうが、ジョバンナは何年経っても戻らない夫のことを生きていると信じて疑わない。終戦後、手がかりもないままアントニオを探しに単身ソ連へ渡るジョバンナ。しかし、広大なひまわり畑の果てに待っていたのは、少女のように可憐なロシア人女性マーシャ(リュドミラ・サベーリエワ)と結婚し、子供にも恵まれた幸せなアントニオの姿だった。すべてを察したジョバンナは、よろめく足どりのまま1人イタリアへ帰る。心にぽっかり穴が空いてしまった日々を送るジョバンナ。そんな時、突然アントニオが彼女の元を訪れる。心揺れ動くなか、彼女は運命の決断を下す……。

劇中の「このひまわり畑の下には、兵隊や捕虜、そして無数の農民や老人、子どもの死体が埋まっています」というセリフには、美しく広がるひまわり畑と対照的な戦争の残酷さが込められている。

キネマ旬報シアター(柏駅徒歩1分)

千葉県柏市末広町1-1
柏高島屋ステーションモール S館隣り

「ひまわり」3/12(土)~終了未定

※上映スケジュールなど【キネマ旬報シアター】ホームページよりご確認ください。
http://www.kinenote.com/main/kinejun_theater/home/

作品情報

ひまわり 50周年HDレストア版

出演:ソフィア・ローレン マルチェロ・マストロヤンニ リュドミラ・サベーリエワ
監督:ヴィットリオ・デ・シーカ 制作:カルロ・ポンティ
撮影:ジュゼッペ・ロトゥンノ 音楽:ヘンリー・マンシーニ
1970年/イタリア/I GIRASOLI/ビスタサイズ/107分/モノラル2.0ch
提供:メダリオンメディア

配給:アンプラグド

公式サイト himawari-2020.com

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