第94回アカデミー賞、助演男優賞は『コーダ あいのうた』のトロイ・コッツァーが受賞した。助演女優賞のアリアナ・デボーズに続き、こちらも初ノミネートにして受賞。ろう者の男性として初めてオスカーを受賞した。受賞スピーチは以下の通り。

『コーダ あいのうた』
© 2020 VENDOME PICTURES LLC, PATHE FILMS.
©AFP/アフロ

「ここに立つことができて驚いています。信じられません。皆様に評価していただき感謝します。

『コーダ あいのうた』は世界中で上映されました。ホワイトハウスでさえも。ジョー・バイデン大統領とも会うことができました。下品な手話を教えたかったのですが止められました。

私を使ってくれた聴覚障害者の舞台に感謝します。おかげで演技を磨くことができました。

スティーヴン・スピルバーグ監督によれば、最高の監督とは優れたコミュニケーター(伝達者)であるということです。『コーダ あいのうた』のシアン・ヘダー監督はその意味で最高のコミュニケーターです。健常者と聴覚障害者の橋渡し役を務めました。あなたの名前はいつまでもハリウッドに残る“橋”として刻まれました。

私の父は家族でいちばん手話が上手でした。でも自動車事故に遭い、手話ができなくなってしまいました。私は父から多くのことを学びました。永遠に愛しています。父は私にとってヒーローです。

この賞は、ろう者コミュニティ、CODAコミュニティ、障害者コミュニティに捧げます。これは私たちの瞬間です」

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