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第77回ヴェネチア国際映画祭で審査員特別賞を受賞し、第93回米アカデミー賞国際長編映画賞・ロシア代表に選定された映画『親愛なる同志たちへ』(4月8日公開)に、ジャーナリストの増田ユリヤ、作家・ジャーナリストの落合信彦、声優のジェーニャら著名人よりコメントが寄せられた。

本作は、ウクライナ国境近くの町「ノボチェルカッスク」で今から60年前に起きた衝撃の虐殺事件を題材にした物語。『暴走機関車』(85)、『映写技師は見ていた』(91)やタルコフスキー作品の共同脚本などで知られる現在84歳のロシアの巨匠アンドレイ・コンチャロフスキーが祖国への愛憎をこめて描く。現在の不穏な世界情勢と地続きにあり、決して遠い過去の話と言えない重いメッセージをはらんだ作品だ。

今回、一足早く本作を鑑賞した作家、ジャーナリスト、学者など各界の著名人よりコメントが到着した。「冷戦下のソビエトで起きた事件が、現在のロシアを彷彿とさせ、戦慄が走った」(増田ユリヤ)、「選ばれた手段は過去の繰り返し。その延長線上で現在の私たちが立ちすくむ」(津久田重吾)、「この時代だからこそ観ていただきたい」(ジェーニャ)とそれぞれから「今」に通じる作品であるとの声があがっている。コメント全文・一覧は以下の通り。
コメント一覧 (敬称略・順不同)
素晴らしい映画だ!まさに階級社会である共産国そのものを描いている。
コンチャロフスキー監督が命懸けで不条理なロシアへの別れを告げる、その覚悟が見えた。
落合信彦(作家、国際政治ジャーナリスト)
冷戦下のソビエトで起きた事件が、現在のロシアを彷彿とさせ、戦慄が走った。政権に不都合な市民に銃口を向け、犠牲者の存在をかき消す。国家とは、生きる希望とは何か。
増田ユリヤ(ジャーナリスト)
『戦争は女の顔をしていない』で描かれた独ソ戦の女性兵士たちと、現代のウクライナ情勢の間を架橋する一遍。1962年を再現した禁欲的な白黒画面が、日本にとって「近くて遠い国」に生きる人々のリアリティと、1937年生まれの監督の執念を伝える。
小熊英二(歴史社会学者)
スターリンの恐怖政治が終わり、人々は新しい生き方を見いだせないまま次の混乱に直面する。選ばれた手段は過去の繰り返し。その延長線上で現在の私たちが立ちすくむ。
津久田重吾(軍事史研究家)
どんな時代でも、人間はよくなることを信じる。生きるために何かを信じないといけない。
そんな人間の心の強さを描いた映画です。この時代だからこそ観ていただきたい。
ジェーニャ(声優)
ロシアがプーチンの一存でウクライナに侵攻できるのは、この国が全体主義の体制だからだ。
では全体主義は、その内側の国民にどう体験されるのか。この映画が教えてくれる。
大澤真幸(社会学者)
親愛なる同志たちへ
2022年4月8日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館 ほか全国公開
監督・脚本:アンドレイ・コンチャロフスキー (『暴走機関車』(85) 『映写技師は見ていた』(91)『パラダイス』(16))
出演:ユリア・ビソツカヤ (『くるみ割り人形 3D』(09)『パラダイス』(16))、ウラジスラフ・コマロフ、アンドレイ・グセフ
2020年/ロシア/ロシア語/121分/モノクロ/スタンダード/5.1ch/原題:Дорогие товарищи! /英題: Dear Comrades! /日本語字幕:伊藤美穂/提供:ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム
© Produced by Production Center of Andrei Konchalovsky and Andrei Konchalovsky Foundation for support of cinema, scenic and visual arts commissioned by VGTRK, 2020
公式サイト shinai-doshi.com
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