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独自の画風を確立したコロンビアの巨匠、フェルナンド・ボテロの波乱万丈な人生と、多幸感あふれる創作の秘密に迫るドキュメンタリー映画『フェルナンド・ボテロ 豊満な人生』(4月29日公開)のトークイベントが4月19日(火)に開催され、荻窪「6次元」店主で美術家のナカムラクニオと「青い日記帳」主宰でアートブロガーのTakが登壇した。

映画を観終えたばかりの観客の前に登場したTakとナカムラ。Takは「こんな幸せな人がいるんだなとおもいました」と映画の感想を述べ、ナカムラも「画家の人生は波乱万丈であるべきだとこれまで言ってきたんですが、この映画を観て、ここまで幸せでハッピーエンドの画家っていないんじゃないかなとおもいました。そこに感動しました」と語り、ちょうどイベント当日に90歳の誕生日を迎えたボテロを二人で祝福し、会場からも拍手が湧いた。

国内で観られるボテロ作品について、Takが「田町駅の近くのオフィスビルの前に犬の彫刻があります。誰でも入れるパブリックスペースにあるので、ぜひ観てみてください」と紹介。ナカムラが「その他には宮城、群馬など、ボテロの彫刻を見れる場所はちょこちょこあるのですが、ボテロの絵画は日本には無くて。ボテロは美術シーンの中心にはいるのですが、西洋絵画のシーンにおいてジャンル分けしづらい。むしろ、なんとか派みたいなところに属していないので、いろんな要素を含んでいる。ポップの要素もあれば、シュールレアリスモ、素朴派の要素も入っていて、どこにも属していないけれど、どこにも属しているといえるところが面白い」とボテロのジャンルレスな絵画の魅力を解説した。
ナカムラは「昨年、メトロポリタン美術館に行って、南米・中南米の古代の彫刻を見た時に、全部ボテロの作品のように見えたんです。おしりのところをぷくっとさせた形とかがボテロっぽくて。その後も、あの作品ボテロっぽかったな、なんでだろう、とずっとそのことを考え続けていたんです。そしたらちょうどその後に、この映画の執筆依頼があり“ボテロは古代の記憶だ”というコラムを書かせてもらいました」と、パンフレットにも収録されているコラムを書くきっかけを述懐した。

ナカムラは「土偶もボテロ的だし、近代彫刻でもマイヨールとかはかなりふくよか。そういう意味では、ジャコメッティのように削る彫刻もあれば、ふくよか派もいて。絵画だとルノワールもそうだし、その影響を受けた梅原龍三郎もボテリズムだとおもいます。なので、削らないで膨らませるという美術史や、その系譜もあると思います。美術史の中で、ストイックに追求していく一派がある一方で、真逆の幸せを追求する一派としては、ボテロは断トツ一位だとおもう。ジャコメッティの真逆に位置する彫刻ですね」と笑いながら、ボテロが美術史でどの位置に占めているかを分かりやすく説明した。
ナカムラは「先日訪れたタヒチでは、ふっくらしていた方が豊かだ、美しいという考え方があって、もともと近代になる前は、そういう価値観だったはず。今は痩せてる方が美しいといわれているけれど、ボテロの美意識は50億年くらい続いている、本来の普遍的な美の価値観だったのかもしれない。日本の縄文時代の土偶を見ても、ほぼふくよかな造形をしているし、そういうのを見ると、美意識って時代によって変わっていくんだなとおもいます」と、ふくよかさが強調されたボテリズムの魅力を分析した。
Takが「これから再評価が高まるっていうタイミングで、こういったドキュメンタリー映画が公開されたり、展覧会が開かれたりして、これまでボテロに触れてこなかった人が接するのにいい機会だと思います。企画などで、去年から今年にかけての展覧会でベスト3を選ぶときは、必ずこのボテロの展覧会を入れていました」とボテロ初心者に向けアピールすると、続けてナカムラが「僕も暫定的に1位に選んでます。展覧会と併せて映画も観てほしいですね。美術のドキュメンタリーだと、観終わった後にどよーんと暗い気持ちになるものも多く、上映時間も長かったりするんですが、今回は幸せな気持ちになれる映画だし、短いし、本当にオススメしたいです」と展覧会とセットで映画も一緒に観てほしいと付け加えた。
最後に、Takが「今の時代、色々とギスギスしているので、この映画は難しいことを考えずに観て楽しんでもらうのが一番いいと思います」とメッセージを送り、ナカムラは「映画を観てから展覧会を観るのがおすすめです。映画を先に観た方が、入ってくる情報が全然違ってくるとおもいます」とまとめ、大盛況のうちにトークイベントは幕を閉じた。
映画『フェルナンド・ボテロ 豊満な人生』は4月29日(金・祝)より全国公開。
フェルナンド・ボテロ 豊満な人生
2022年4月29日(金)より、Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー
監督:ドン・ミラー |2018 年|カナダ|英語・スペイン語|ビスタ|デジタル5.1|82分|原題:BOTERO
提供:ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム
© 2018 by Botero the Legacy Inc. All Rights Reserved
公式サイト botero-movie.com
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