『ミリオンダラー・ベイビー』のヒラリー・スワンクが主演を務める新作『スピード・ガール(原題)』(Speed Girl)の脚本を『フォードvsフェラーリ』の脚本家ジェイソン・ケラー&ブライアン・ジョンソンが手掛けることが決定した。

"Hilary Swank 'You're Not You' at Opening Ceremony of the 28th Tokyo International Film Festival" by Dick Thomas Johnson is licensed under CC BY 2.0.
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男性社会だったレースカーの世界の壁を打ち破った人物
米「Deadline」の報道によれば『スピード・ガール(原題)』はプロの女性レースカードライバーのパイオニアと呼ばれるジャネット・ガスリーの物語。スワンクがこの主人公を演じる。脚本にも最適の人物が起用されたことになる。
ガスリーはもともと航空宇宙エンジニアであり、そこからレースドライバーに転身したという異色の経歴の持ち主。1977年にモータースポーツイベント「インディアナポリス500」と「デイトナ500」の両方に出場した最初の女性となった。男性社会だったレースカーの世界の壁を打ち破った人物として知られる。2019年には自動車殿堂入りを果たした。
原作はステファン・タルティの同名の著書『スピード・ガール』。スワンクが製作総指揮も兼任するという。