『マトリックス』シリーズのローレンス・フィッシュバーンと『ナイトメア・アリー』のクリフトン・コリンズ・Jr.という実力派俳優二人が、刑務所を舞台とする映画『フランク&ルイス(原題)』(Frank & Louis)で共演することが決定した。

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終身刑に服している囚人と記憶喪失に苦しむ囚人の交流を描く感動作
米「Deadline」の報道によると、『フランク&ルイス(原題)』は、終身刑に服している囚人(コリンズ)と記憶喪失に苦しむ囚人(フィッシュバーン)の物語。仮釈放を得るため、コリンズ演じる囚人はフィッシュバーン演じる囚人の世話をすることになる。最初はコリンズ演じる囚人の自分本位な理由から始まった交流だったが、それは彼の人生を大きく変え、本当の救済をもたらすことになる。

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『ハイジ アルプスの物語』などの脚本家ペトラ・ヴォルペが脚本・監督を手がける。今回の発表についてヴォルペは「ローレンス・フィッシュバーン、クリフトン・コリンズ・Jr.と一緒に、この親密で感動的な物語を作ることはまさに夢の実現です」と喜びを語っている。メンタルヘルスや刑務所制度など様々な社会的なテーマも内包した感動作になるようだ。