トム・クルーズ主演の超大作『トップガン マーヴェリック』がメモリアルデーの全米週末興行収入の新記録を樹立した。

"Tom Cruise" by Eva Rinaldi Celebrity Photographer is licensed under CC BY-SA 2.0.
米「Variety」の報道によれば、5月27日(金)より公開された本作は、5月30日(月)のメモリアルデーを含む公開後4日間の全米オープニング興行収入が1億5600万ドルを記録。2007年に公開された『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』の1億5300万ドルを上回り、メモリアルデー史上最大の興行収入となった。
当初は4日間で1億5100万ドルと予想されていたが、日曜日に予想以上の動員を記録し、オープニング3日間の興行収入を当初の1億2400万ドルから1億2600万ドルに上方修正。これは『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2億6000万ドル)、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(1億8700万ドル)、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(1億3400万ドル)に続く、パンデミック時代のトップクラスの数字となる。
これを受けて米「Deadline」は、「パラマウントがトップガン3作目を望んでいるのは間違いないだろう」とも論じている。
本作は日本でも初日からの3日間(5月27日~5月29日)で興収約11億円という大ヒットスタート。これは今年公開の話題作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』(約10億5000万円)、『シン・ウルトラマン』(約9億9000万円)などを超える記録となる。日本で、世界でどこまで数字を伸ばすのか注目だ。
また映画の大ヒットに伴い、本作と前作『トップガン』のサントラCDの売り上げも急上昇中。「Amazon.co.jpの売れ筋ランキング」のサウンドトラック部門のトップ2を『トップガン マーヴェリック』サントラと前作『トップガン』のサントラが独占する状態になっている。
『トップガン マーヴェリック』サントラのリードトラックはレディー・ガガの新曲で、前作の主題歌でもあったケニー・ロギンスのデンジャー・ゾーン、予告編でも使用されているトップガン・アンセムも収録されている。
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