小田急線下北沢駅隣接地に複合施設「(tefu) lounge 」(テフ ラウンジ)が2021年11月に開業する。小田急線の地下化に伴って誕生した「下北線路街」に新たに誕生する「(tefu) lounge」は、仕事、勉強、読書、お茶、語らいなど、思い思いの形で使えるラウンジスペースを中心にした複合施設。カフェでもないコワーキングスペースでもない「新たな居場所」を提案する。

tefuの名前は蝶の旧かなづかい<てふ>に由来

利用者はソファやデスク、シェアテーブル、集中ブースなど多様な空間から用途や気分に合わせた席を選び、利用時間分の料金*を払って自由に利用できる。下北沢近隣地域で暮らし、働き、遊ぶ人たちが、空間や時間を分かち合いながら、より豊かな時間を過ごせる「まちのラウンジ」を目指している。

*利用は1時間〜。1日利用、マンスリー利用もあり。

施設は5階建てで、ラウンジスペースの他には、1部屋または1ブース単位で契約して使えるシェアオフィス、70席(予定)1スクリーンのミニシアター、グローサリーショップ、スペシャリティーコーヒーが楽しめるロースタリー、レンタルスペースを計画。tefuの名前は蝶の旧かなづかい<てふ>に由来している。

「新型コロナウイルスをきっかけに、これまで仕事や勉強などで出かけていた場所に必ずしも毎日行かなく、または行けなくなりました。そうして自宅やその近隣で過ごす時間が増える中、機能面でもそして気持ちの面でも、家の空間だけでは完結しないと感じている人も少なくないのではないでしょうか。そんな状況も踏まえ、それぞれの人が思い思いの形で利用できて、行くのが楽しみになるような毎日の居場所を目指すのが「(tefu) lounge」です。下北沢駅を行き来する人たちが、駅前の空間を、そしてその場での時間を分かち合いながら、それぞれの毎日をより豊かに彩る場となることを目指します」としている。

施設概要

名称: (tefu) lounge(テフ ラウンジ)
所在地: 東京都世田谷区北沢2丁目1085-2 (シモキタエキウエ直結)
開業: 2021年11月(予定)
構造: 鉄骨造
規模: 地上5階建
延床面積: 約 1,620 ㎡ ※専有面積 約 1,250 ㎡
施設構成:
1階:グローサリー、ロースタリー(予定)
2階:イベントスペース、ミニシアター(1スクリーン・70席[予定])、時間貸しラウンジ
3階:時間貸しラウンジ、シェアオフィス
4階・5階:シェアオフィス、レンタルスペース
建築主: 小田急電鉄株式会社
事業主体: UDS株式会社
企画、基本設計、デザイン監修、インテリアデザイン、運営: UDS株式会社
実施設計、施工: 株式会社フジタ

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