『ジョン・ウィック』製作スタジオと、『007』監督によるキリングアクション最新作『マーベラス』(7⽉1⽇公開)よりサミュエル・L・ジャクソン出演シーンの本編映像が解禁された。サミュエル演じる⼯作員ムーディが、ターゲットの男を追い詰めて⼤説教をかます緊迫シーンだ。

本作は、復讐の暗殺者、完璧なる護衛者、贖罪を求める⼯作員という、裏社会で⼰の美学に従って⽣きる⼀筋縄ではいかない超⼀流たちが、知⼒、魅⼒、そして殺しのスキルを駆使して、プライドを懸けた戦いを繰り広げるキリングアクション。監督は『007/カジノ・ロワイヤル』『007/ゴールデンアイ』と2作の『007』映画を⼿掛けたマーティン・キャンベル。豹の様な⾝体能⼒と美貌、冷徹な判断⼒と精神⼒をみせる復讐の暗殺者アンナに、『ミッション:インポッシブル3』『ダイハード4.0』のマギー・Q。アンナの前に⽴ちふさがる完璧なセキュリティ、レンブラントに『スパイダーマン:ホームカミング』などで活躍するマイケル・キートン。そして、アンナを最強の暗殺者に育てる⽼獪な⼯作員ムーディには、サミュエル・L・ジャクソン。
スパイク・リーやクエンティン・タランティーノらの作家性の強い作品から、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)、『スター・ウォーズ』などのメガヒットシリーズまで過去の映画出演本数はなんと140本を超えるサミュエル・L・ジャクソン。今年の第94回アカデミー賞で⻑年の功績を讃えられ名誉賞を受賞したサミュエルは、本作でも、その存在感を存分に発揮している。
今回解禁されたのはサミュエルお得意の長ゼリフが炸裂するシーン。サミュエルは『パルプ・フィクション』(94)で、旧約聖書の⼀節を殺⼈の前に暗唱する殺し屋ジュールズを演じ、その⻑ゼリフが伝説となり、その後も数々の出演作で必ずといっていいほど⻑ゼリフシーンが盛り込まれ、⼀部では“説教役者”との異名がささやかれるほどとなっている。
映像の中でサミュエル演じるムーディは、⾃⾝を悪⼈と認めながら贖罪に⽣きる⾃分と、“邪悪な人間”である相⼿との本質的な違いを⻑ゼリフで⼒説。1分以上にわたる説教に、相⼿は⼀⾔「なるほど」と答えるのが精いっぱいという、サミュエルならではの⾒せ場となっている。

そんなムーディを演じるにあたって「ずっとこの⼿の映画を⾒てきているんだ。だから、役のために、必ずしもスパイや暗殺の養成所に⾏く必要はないし、これまで⾒た様々な⼈物を断⽚的に組み合わせるだけなんだ」とサミュエルは話す。
『パルプ・フィクション』では、⼤説教をかました相⼿の頭に銃弾を撃ち込んだサミュエル。何かが起こりそうな雰囲気たっぷりな本映像の後の、予想だにしない波乱の展開にも注目だ。
『マーベラス』は7月1日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー。
マーベラス
2022年7月1日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
監督:マーティン・キャンベル 『007/カジノ・ロワイヤル』
出演:マギー・Q、マイケル・キートン サミュエル・L.ジャクソン
提供:ハピネットファントム・スタジオ、REGENTS 配給:REGENTS
原題:THE PROTEGE/2021年/アメリカ・イギリス/109分/4Kスコープ
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