ドラマ『キリング・イヴ Killing Eve』などのジョディ・カマーが衝撃のウエスト・エンドデビューを飾った一人舞台『プライマ・フェイシィ』が、映画館で話題の舞台を上映するナショナル・シアター・ライブ(NTLive)作品として8月5日(金)より劇場公開。このたび劇場予告が完成した。

先日発表された第74回エミー賞ノミネーションでドラマ部門主演女優賞にノミネートされた『キリング・イヴ Killing Eve』のジョディ・カマー。同ドラマで既に第71回エミー賞ドラマ部門主演女優賞を受賞しているが、今年、再びのノミネーションにより、ますます注目が高まっている。

『プライマ・フェイシィ』は、そんな今最も旬な女優の一人であるジョディ・カマーが、ウエストエンド・デビューを飾った話題の一人舞台。完売しているロンドンの公演後、2023年春にはブロードウェイデビューを控えており、その間に観客がこの作品を観られるのは映画館だけとなる。
主人公テッサは若く優秀な法廷弁護士。労働者階級から身を起こし、ひたすら戦い続けてトップクラスの弁護士になった。しかし予期せぬ出来事で、彼女は家父長的な法の力、立証責任、モラルの境界線などといった法律と社会が抱える矛盾などに直面することに。ジャステン・マーティン(2017年の舞台『ジャングル』をスティーブン・ダルドリーと共に演出)が演出を務めるこの作品は、ロンドン・ウエストエンドのハロルド・ピンター劇場で撮影されたもの。

ロンドン演劇界では絶賛の声が続出し、デイリー・テレグラフ紙は「これ以上驚きのウエストエンドデビューはない」と述べ、ガーディアン紙はジョディ・カマーの演技を「見事なウエストエンドデビュー」と称賛した。各メディアのレビューは以下にて。
今回解禁された予告編にも「圧倒的な興奮を味わえる90分間」「ジョディ・カマーの大傑作」といった賛辞が並び、ジョディ・カマーの名演の一端がうかがえるものとなっている。
レビュー一覧
これ以上驚きのウエストエンドデビューはない (テレグラフ紙)
ジョディ・カマーのウエストエンド・デビューに一撃をくらった (テレグラフ紙)
傑作のウエストエンド・デビュー (ガーディアン紙)
ジョディ・カマーが舞台を席巻した (タイムズ紙)
一人芝居の離れ業 (タイムズ紙)
必ず特別なものがある作品 (タイムズ紙)
ジョディ・カマーの舞台デビューは非凡の一言に尽きる (ザ・ステージ紙)
ジョディ・カマーの並外れたガッツと豊かな演技 (イブニング・スタンダード誌)
忘れられない演劇の瞬間 (ワッツ・オン・ステージ)
ジョディ・カマーは驚異的…大胆不敵で欠点のない演技 (デッドライン)
プライマ・フェイシィ
公開劇場
2022年8/5(金)〜 東京)TOHOシネマズ 日本橋/大阪)大阪ステーションシティシネマ/福岡)中洲大洋劇場
8/19(金)〜 京都)アップリンク京都
8/26(金)〜 兵庫)シネ・リーブル神戸
作:スージー・ミラー/演出:ジャスティン・マーティン/主演:ジョディ・カマー
照明:ナターシャ・チヴァース/音楽:レベッカ・ルーシー・テイラー/サウンド:ベン・リンガム&マックス・リンガム
上演劇場:ハロルド・ピンター劇場/上映時間:約 2 時間 10 分(予定)
2022 NTLive Prima Facie © Helen Murray