クリスマスの奇跡を描く名作児童文学「クリスマスの女の子(The Story of Holly and Ivy)」が映画化されることが決定。『テラビシアにかける橋』のガボア・クスポ監督がメガホンを取る。米「Variety」が報じている。
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孤児の少女とおもちゃ屋の人形にクリスマスの奇跡が訪れる
原作は、「人形の家」や映画化された「黒水仙」などで知られるイギリス人作家ルーマー・ゴッデンによって1958年に書かれた児童文学。クリスマスの名作として読み継がれる一冊で、日本では「ホリーとアイビーの物語」「クリスマス人形のねがい」など様々なタイトルで翻訳され、2018年には「クリスマスの女の子」として新たに復刊されている。
物語の舞台はクリスマスイブ。“家族”と過ごすことを願う孤児の少女・アイビーと、小さな女の子にもらってもらうことを願うおもちゃ屋の人形・ホリーに、クリスマスの奇跡が訪れる。
「このプロジェクトに参加できることに興奮しています」という監督は「原作本はとてもエモーショナルで、素晴らしく、心を揺さぶる物語です。忘れられない、不朽のファミリー映画を作ることを目指します」と意気込みを語っている。
2023年にドイツで撮影が予定されている。