元ビーチ・ボーイズのブライアンに密着した初めてのドキュメンタリー『ブライアン・ウィルソン/約束の旅路』(8月12日公開)の本編映像が解禁された。本作のインタビュアーであり、旅の同行者でもあるジェイソン・ファインと、かつてブライアンのドキュメンタリーを監督したこともある音楽プロデューサーでブルーノート社長のドン・ウォズがブライアンの魅力について語るシーンだ。

本作は「サーフィン・U.S.A.」「グッド・バイブレーション」「神のみぞ知る」、そして名盤「ペット・サウンズ」「スマイル」などを生みだした「ビーチ・ボーイズ」の創設メンバー、ブライアン・ウィルソンに密着した初めてのドキュメンタリー。元ローリング・ストーン誌のベテラン編集者のジェイソン・ファインとともに、幼少期に過ごした家や「サーフィン・サファリ」のジャケット写真が撮影されたパラダイス・コーブなど、ゆかりの西海岸の街をめぐっていく。その輝かしすぎる栄光の日々の半面、稀代の天才ソングライターが抱えていた、哀しくも壮絶な真実とは?
このたび解禁された本編映像では、今もなお精神疾患を抱えながらも全世界ツアーを精力的に行っている、ブライアン・ウィルソンのコンサートの様子が切り取られる。
そして、1997年の『ローリング・ストーン』誌での取材以来、ブライアンにとって数少ない心を許せる友人でもあるジェイソン・ファインと、ブライアンの音楽プロデューサーを務め、映画『駄目な僕~I JUST WASN’T MADE FOR THESE TIMES』(未)にてブライアン・ウィルソンのドキュメンタリーを監督するなど長年の付き合いがあるドン・ウォズだからこそ知っているブライアンの魅力が語られる。「僕を含め多くの人を励ましている」「ポジティブで誠実な心の持ち主だ」…。

本作が本国で公開されて以来、100人を超える精神疾患を抱えた方々から、「この映画を観て勇気が出た」「ブライアンが今、頑張って人生を楽しんでいる姿を観て、私も前向きに生きようと思った」など多くの反響が監督のもとに届いているという。
薬物中毒や洗脳など波乱万丈な人生を送り、現在も精神疾患との闘いを続けながら、ツアーや創作活動を続けているブライアンに密着した初めてのドキュメンタリー『ブライアン・ウィルソン/約束の旅路』は8月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほかにて全国公開。
ブライアン・ウィルソン/約束の旅路
2022年8月12日(金)TOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国ロードショー
監督:ブレント・ウィルソン 製作:ティム・ヘディントン、テリサ・スティール・ペイジ、ブレント・ウィルソン
製作総指揮:ブライアン・ウィルソン、メリンダ・ウィルソン、ジェイソン・ファイン 共同プロデューサー:ジャン・ジーフェルス
出演:ブライアン・ウィルソン、ジェイソン・ファイン、ブルース・スプリングスティーン、エルトン・ジョン、ニック・ジョナス、リンダ・ペリー、ドン・ウォズ、ジェイコブ・ディラン、テイラー・ホーキンス、グスターヴォ・ドゥダメル、アル・ジャーディン、ジム・ジェームズ、ボブ・ゴーディオ
2021年/アメリカ/英語/93分/原題:Brian Wilson: Long Promised Road/字幕監修:萩原健太
配給:パルコ ユニバーサル映画
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