フランスの鬼才カンタン・デュピュー監督最新作『地下室のヘンな穴』(9月2日公開)にインスタフォロワー20万人を誇る異色芸人おほしんたろうから応援イラストが到着した。あわせて、新居にやってきた夫妻が“ヘンな穴”に出会うシーンの本編映像が解禁された。

「三歩進んで二歩下がる」?

殺人タイヤの『ラバー』、鹿革男の狂気『ディアスキン 鹿革の殺人鬼』などの異色作、怪作で知られ、新作ごとに同国でスマッシュヒットを記録している仏映画界で最も注目されるオンリーワンの鬼才カンタン・デュピュー監督の最新作は、「時間軸が半日進み、肉体が3日若返る」という微妙すぎるパワーを持ったヘンな穴をめぐる物語。この穴にハマったせいで、平凡な夫婦の、胸の奥底に封印していた欲望、衝動が呼び覚まされていく。

『地下室のヘンな穴』

このたび解禁されたのは、その独特の世界観が大人気で、指原莉乃、斎藤工ら著名人のファンも多く、ツイッター17万人、インスタグラム20万人のフォロワーを誇る、漫画家の顔も持つお笑い芸人のおほしんたろう(Twitter:@ohoshintaro)のイラスト。

イラストでは、「12時間進んで3日若返る」という摩訶不思議な穴を、水前寺清子の有名なヒット曲「三百六十五歩のマーチ」の「三歩進んで二歩下がる」になぞらえた脱力感溢れる「おほワールド」で表現している。

あわせて解禁された本編映像は、その摩訶不思議な穴に夫妻が出会うシーン。内見で「一番の目玉をお見せしましょう」と地下室に案内する不動産屋。階段を降りた先にあった何の変哲も無い地下室にアランとマリー夫妻は、「悪いが興味はないんだ」「地下に“誓”うわ」などと悠長に冗談を言い合う。

すると意味ありげに不動産屋は、「この家の見どころはこれです」と怪しい臭いプンプンの蓋を開けるのだった。こうして穴に出会ったのが運のツキ。この穴によって、夫妻と彼を取り巻く人間たちの最高に最悪な物語が始まるのだったー。

『地下室のヘンな穴』は9月2日(金)より全国公開。

作品情報

地下室のヘンな穴
2022年9月2日(金)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町他 全国公開

STORY
緑豊かな郊外に建つモダニズム風一軒家の下見に訪れた中年夫婦のアランとマリー。購入すべきか迷う夫婦に怪しげな不動産業者がとっておきのセールスポイントを伝える。地下室にぽっかり空いた“穴”に入ると「12時間進んで、3日若返る」というのだ。夫婦は半信半疑でその新居に引っ越すが、やがてこの穴はふたりの生活を一変させていく……。

監督・脚本:カンタン・デュピュー
出演:アラン・シャバ、レア・ドリュッケール、ブノワ・マジメル、アナイス・ドゥムースティエ
2022年/フランス・ベルギー/仏語・日本語/74分/シネスコ/カラー/5.1ch/英題:Incredible But True /日本語字幕:高部義之
配給:ロングライド

© ATELIER DE PRODUCTION - ARTE FRANCE CINÉMA - VERSUS PRODUCTION – 2022

公式サイト https://longride.jp/incredible-but-true/

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