ウド・キアー主演映画『スワンソング』(8月26日公開)の本編映像「CLIP1:懐かしのあの街へ~浦島太郎編」が解禁された。老人ホームを抜け出してきた主人公パット(ウド・キアー)が、周りの環境の激変に浦島太郎状態になってしまうシーンだ。

白鳥がこの世を去る際、最も美しい声で歌うとされる伝説から生まれた「スワンソング」という言葉。 芸術や匠の技に身を捧げた者たちが、人生の最後に残した作品、最後のパフォーマンス、つまり有終の美が「スワンソング」と表現される。本作は実在の人物をモデルに、引退したヘアメイクドレッサーが亡き親友の最後のメイクを施す旅を描くハートフル・ロードムービー。
今回解禁される本編映像では、物語冒頭のスウェット姿にウェストポーチひとつで老人ホームを抜け出してきた主人公パット(ウド・キアー)が映し出される。
ホームでは禁止されていた、いまや誰も吸わない懐かしの煙草を注文して、まずは一服、煙を燻らす。この煙草、日本では「ルパン三世」で峰不二子の愛用の煙草として知られる(日本では既に販売終了品)。化粧品店ひとつとっても街の様子はすっかり変わっていて、煙草の値段も、流行りの化粧品も全てが移り変わり、浦島太郎状態のパットだが…。

ググれば一発解決の現代人とは違う、物怖じせず歩き回り一歩ずつ進んでゆくパットの姿に、古き良き時代を感じさせられる映像となっている。汚れたスウェット姿でも、仕草や言葉の端々から溢れ出てしまうパット(ウド・キアー)のゴージャス感にも注目だ。
『スワンソング』は8月26日(金)より、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開。
スワンソング
2022月8月26日(金)より、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開
監督:トッド・スティーブンス
出演:ウド・キアー、ジェニファー・クーリッジ、マイケル・ユーリー、リンダ・エヴァンス
【2021年/ アメリカ / 英語 / 105分 / カラー / ビスタ / 5.1ch / 原題:SWAN SONG / 日本語字幕:小泉真祐】
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
© 2021 Swan Song Film LLC
公式サイト swansong-movie.jp