クリステン・スチュワートがダイアナ元妃を演じアカデミー賞にノミネートを果たした『スペンサー ダイアナの決意』が10月14日(金)より公開されるのを前に、プロジェクトアンバサダーの米倉涼子のナレーション入りスポット映像が解禁された。また松本まりか、萬田久子、アン ミカ、中村ゆりか、はるな愛ら総勢18名の著名人からの絶賛コメントも到着した。
1997年8月31日、ダイアナ元皇太子妃が交通事故で亡くなったというニュースは世界中に衝撃を与えた。スペンサー伯爵家の令嬢として誕生し、20歳でチャールズ皇太子と結婚すると瞬く間に人気者となったダイアナ。世界中で「ダイアナ・フィーバー」を巻き起こし、2 人の息子を育て、死の直前まで人道支援活動に心を注いだ「愛の人」。36歳という短い生涯を駆け抜けた彼女の生き様は世界中の人々に希望と共感を与え今なお愛され続けている。
『スペンサー ダイアナの決意』は、一人の人間として生きる道を選んだダイアナの、決意の3日間の物語。ダイアナを演じるのは、 『トワイライト』シリーズ、『チャーリーズ・エンジェル』のクリステン・スチュワート。キャリア史上最高の演技と称された渾身の演技で、アカデミー賞主演女優賞に初のノミネートを果たした。監督を務めるのは、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』でジャクリーン・ケネディの知られざる姿を描き、主演のナタリー・ポートマンをアカデミー賞ノミネートに導いたパブロ・ラライン。鋭い洞察力と確かな手腕でダイアナの孤独と苦しみを静かに浮き彫りにする。
今もなお愛され続けるダイアナが、過去に人知れず抱えていたであろう悲しみを“寓話”として描きだした本作。王室の掟にがんじがらめにされながらも自由をつかみ取ろうともがくダイアナの姿は、まだまだ古いしきたりに縛られ、“本当の自分”を解放できない現代を生きる私たちの姿にも重なる。
このたび解禁されたスポット映像には、プロジェクトアンバサダーを務める米倉涼子が登場。「自分の生き方を貫こうとした姿に、勇気を貰いました」と劇中描かれるダイアナの勇姿に感動したという米倉は、本作を多くの女性に届けたいと語っている。
さらに、本作を一足早く鑑賞した著名人より絶賛のコメントも到着。ダイアナを知らない世代も、リアルタイムで見ていた世代も、誰もが胸を打たれる彼女の大胆で勇気ある決断。その決断に至るまでの迷いと葛藤を美しい寓話として昇華させ、見る者の感情も操ってしまうほどの引力を持つ本作に魅了されている。
女優の松本まりかは「本来の自分を生き抜くことの大切さを教わる」、萬田久子も「自分を信じてあげる揺るがない自信ほど強く美しいものはない」とダイアナの人生に感銘を受けたと語る。タレントのはるな愛は、劇中服を選ぶ自由さえ奪われたダイアナと自身を重ね、「私は今男に生まれてスカートをはいています。人は自分自身と戦っていることに気付かされた映画でした」とコメントしている。
他にもさまざまな職業・年齢の著名人から、脆く儚いダイアナの姿に心を痛めながらも、「勇気をもらった」「励まされた」という声が溢れており、彼女の自由への渇望は、現代でも多くの人々の共感を呼び、背中を押してくれることを証明している。著名人のコメント一覧・全文は以下にて。
『スペンサー ダイアナの決意』は10月14日(金)TOHO シネマズ 日比谷 ほか全国ロードショー。
著名人コメント一覧 ※敬称略/五十音順
アン ミカ (モデル/タレント)
制限される中で生活する、想像できない膨大なストレス。閉鎖感と孤独の中、自由と愛を求め崩れていくダイアナの苦悩が、美しく儚いクリステン・スチュワートの表情や息遣いと静かな映像で、痛く重く伝わる。
何度も映像化されたダイアナの中で、最もリアルな彼女に寄り添ったフィクション!
子供といる時のダイアナの幸せが続いて欲しい…と心から願った。。
宇垣美里 (フリーアナウンサー)
古びた制度の中で息苦しさにもがき
耐え忍び続ける彼女の背中が
ただ自分らしくありたいと訴えかける
記憶の中にあるダイアナ妃のイメージそのままに
高貴に美しく、されど折れそうなほど繊細な
孤独の中で戦うクリステン・スチュワートの佇まいは圧巻
凰稀かなめ (女優)
一般人として生きてきた 0 が、イギリス王室へ嫁ぎ、全てが変わり、ダイアナ妃という人物が、世の中で一人歩きするようになり、想像や、理想で作り上げられ、自分自身のコントロールも出来ず、頼る人の心も奪われ、それでも子供と自由を求め愛し続けたダイアナ妃のストレスは想像以上のものだったと思います。 孤独と戦った彼女の生き様は、様々な形で人々の心に残るでしょうね。
小谷実由 (モデル)
どんな境遇に置かれようとも、自分らしく振る舞い、決断する。何からも自分が食われないように。これからもしも自分に迷う瞬間が訪れたら、彼女を思い出せば不安が拭われ、力が漲るはずと思える時間でした。
神崎恵 (美容家)
自分を取り戻すために。
愛するひとの自由を手にするために。
戦わなければならないときがある。
粉々になりかけながらも、力強く息を吹き返す姿。
母として、ひととして、深く心に刻みました。
切なくもたくましいこの決断。
この先何度も思い返し、力をもらうことでしょう。
シルク (タレント)
大きな権威の中に身を置くのではなく、自分で切り開く世界を選んだダイアナ。
その勇気、その決意は、後戻りできない分、自身を大きく前進させたのですね。
想い迷ったらこの映画をみて!!
豊田エリー (女優)
遠い過去の記憶、現在のしがらみ、そして私たちはダイアナがいないことを知っている未来、
それらが錯綜する永い 3 日間であり、濃密な 2 時間だった。
不穏なおとぎ話のような感触と、彼女が心をゆるした人と過ごす束の間の美しいひと時が胸に残る。
中村ゆりか (女優)
社会にコーディーネートされたマナーやファッションへの居心地の悪さに逃れる為に、自分らしく生きる道を決意するダイアナ妃の、葛藤や勇気に胸を打たれました。
女性の自立した姿は、とても励まされ、現代の女性に必ず響く作品だと思いました。
大ファンのクリステン・スチュワートさんの作品に出会えて幸せです。
ナジャ・グランディーバ (ドラァグクイーン)
世間は知らないダイアナの孤独や葛藤にもがき苦しむ脆さと、自分の道を切り開く母親としての強さに、最後スカッとした!
新山千春 (女優・タレント)
ダイアナ妃の身に纏っている華やかな衣装とは対照的な内に秘めた苦しさや悲しみ、生き辛さが痛いほど伝わってくる作品でした。
とにかく美しくノスタルジックな映像はアートを見ているような感覚に陥り、どんどんと引き込まれていきます。
私たちが当たり前だと思っている生活がどれだけ幸せで尊いものかということ…
この映画を見た後、大切な人を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。
ハイヒール・モモコ (漫才師)
全ての女性に「我慢しなくていいよ」とメッセージをくれた
自分らしく自由に生きればいいと、、、。
CHANEL の衣装が素敵。
1 秒も見逃せない映画、是非堪能して下さい。
はるな愛 (タレント)
自分が着たい服を着れない辛さ。
私は今男に生まれてスカートをはいています。
人は自分自身と戦っていることに気付かされた映画でした。
福田萌子 (モデル/スポーツトラベラー)
生きている世界が違う私達には、想像する事すら難しいダイアナ妃の苦しみ。描かれた 3 日間だけでも胸が締めつけられるのに、いったいどれ程の葛藤が彼女の心を占めていたのでしょう。
描かれている以上に、そして描く事が出来ない様々な背景を、できる限り多角的に想像力を張り巡らせて“考えて”観なくてはいけないと思う作品です。
松本まりか (女優)
その好奇の目はダイアナを追い詰めた。
その目に映るすべてがダイアナを苦しめた。
世界に愛されることと、愛されたい人に愛されること、どちらが欲しかっただろう。
誰もが経験し得ぬ重圧を一身に背負ったその儚い人生は、誰しもに必要な問いを与え続けてくれる。
困難の中であっても、本来の自分を生き抜くことの大切さを教わるのだ。
萬田久子 (女優)
自分を信じてあげる揺るがない自信ほど強く美しいものはない。 生きていれば色々ある。
とてつもなく色々ある。
『Spencer』という響き。
Diana の覚悟に私が深呼吸していた…。
三田寛子 (女優・タレント)
最も重要な人生を決めるダイアナさんの極めて大事な三日間
息をつめて見入りました
子供達の手を離さないで懸命に生きようとする姿
まるでサバイバルから脱出するかの様な最後は爽快感に包まれました
山内マリコ (作家)
ぎりぎりのところで自分を保ち、闘うダイアナの姿は、心のバランスを崩し苦しみの只中にいるすべての人の、大きな慰めとなる。
LiLiCo (映画コメンテーター)
"本当のところは誰にもわからない。
でも息子たちと遊んでるときの姿は
きっとホンモノです。
このラストが叶っていたら….と願いながら
心が痛くなります。
謎がどんどん深くなるのが美しい。"
スペンサー ダイアナの決意
2022年10月14日(金)TOHO シネマズ 日比谷 ほか全国ロードショー
STORY
1991 年のクリスマス。ダイアナ妃とチャールズ皇太子の夫婦関係はもう既に冷え切っていた。不倫や離婚の噂が飛び交う中、クリスマスを祝う王族が 集まったエリザベス女王の私邸サンドリンガム・ハウス。ダイアナ以外の誰もが平穏を取り繕い、何事もなかったかのように過ごしている。息子たちとのひと時を除いて、ダイアナが自分らしくいられる時間はどこにもなかった。ディナーも、教会での礼拝も、常に誰かに見られている。彼女の精神はすでに限界に達していた。追い詰められたダイアナは、生まれ育った故郷サンドリンガムで、今後の人生を決める一大決心をする――。
主演:クリステン・スチュワート(『トワイライト』シリーズ、『チャーリーズ・エンジェル』) ジャック・ファーシング(「風の勇士 ポルダーク」)、ティモシー・スポール(『英国王のスピーチ』)、サリー・ホーキンス(『シェイプ・オブ・ウォーター』、ショーン・ハリス『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』)
監督:パプロ・ラライン(『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』)
配給:STAR CHANNEL MOVIES
photo: Pablo Larrain
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