人類が滅びゆく“地球最後のクリスマスイブ”を過ごす家族の姿を描くキーラ・ナイトレイ主演最新作『サイレント・ナイト』(11月18日公開)のオープニングシーン映像が解禁された。クリスマスソング「ザ・クリスマス・セーター」のポップさや軽快さが、“最後の聖夜”の不穏さを浮き彫りにするシーンとなっている。

車の中で「ザ・クリスマス・セーター」を聴きながら、人生最後のクリスマスパーティーへ

本作は、クリスマス・ムービーのイメージを根こそぎ覆すイギリス映画。あらゆる生物を死に至らしめる謎の猛毒ガスが地球全土を席巻し、明日にもイギリスに到達するという“最後の聖夜”を描く。本作が監督デビューとなるカミラ・グリフィンは俳優ローマン・グリフィン・デイヴィスの母親で、本作にはローマンのほか双子の弟ハーディとギルビーも出演。オリジナル脚本も手がけたグリフィン監督は、新型コロナのパンデミックを予見したかのような世界観を創出し、このうえなくセンセーショナルな“人類最期のクリスマス映画”を完成させた。

今回解禁されたのは、“人生最後のクリスマスパーティー”へ集まってくる登場人物たちを捉えたオープニングシーン。

イギリス人夫婦のネル(キーラ・ナイトレイ)とサイモン(マシュー・グード)が、田舎の大きな屋敷でクリスマスのディナー・パーティーを催す。招待客は夫妻の学生時代からの親友たちとその伴侶だ。ネルがパーティーの準備を急ぐ中、ラジオからマイケル・ブーブレのヒット曲「ザ・クリスマス・セーター」が流れてくる。

そして、続々と招待客たちが、車でパーティー会場のネル&サイモン邸にやってくる。ド派手な光沢ドレスをまとったサンドラ(アナベル・ウォーリス)と控えめな夫のトニー(ルーファス・ジョーンズ)、あどけなくも舌鋒鋭い娘のキティ(ダヴィダ・マッケンジー)の一家、対照的な性格の同性カップル、ベラ(ルーシー・パンチ)とアレックス(カービー・ハウエル=バプティスト)、そして、ベラが学生時代に思いを寄せていた医師ジェームズ(ソープ・ディリス)と妻のソフィ(リリー=ローズ・デップ)。彼ら3組は皆、車の中のラジオで「ザ・クリスマス・セーター」を聴きながら、人生最後のクリスマスパーティーへ向かう。

夫のサイモンは庭に放しているディナー用の七面鳥をなかなか捕まえることができず、慌てふためく。息子のアート(ローマン・グリフィン・デイヴィス)も料理の仕込みを手伝うが、包丁で手を切ってしまい、赤い血がニンジンに滴り落ちる。軽快なクリスマスソングが流れて気分が上がる一方で、この後に待ち受ける“最後の聖夜”への不穏な展開も予感させるオープニングシーンとなっている。

『サイレント・ナイト』は11月18日(金)グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国公開。

作品情報

サイレント・ナイト
2022年11月18日(金)グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国公開

STORY
田舎の屋敷でクリスマスのディナー・パーティーを催そうとしているイギリス人夫婦のネル(キーラ・ナイトレイ)とサイモン(マシュー・グード)、彼らの息子たちであるアート(ローマン・グリフィン・デイヴィス)、双子のハーディ&トーマスの5人家族のもとに、学生時代の親友たちとその伴侶が次々と集まってくる。子供を含む全12人の男女は久々の再会を楽しんでいたが、今年はいつものクリスマスとは違っていた。あらゆる生物を死に至らしめる謎の猛毒ガスが地球全土を席巻し、明日にもイギリスに到達するのだ。果たして、彼らは“最後の聖夜”をどう過ごすのだろうか…。

2021年/イギリス/英語/カラー/シネマスコープ/5.1ch/90分/原題:SILENT NIGHT
配給:イオンエンターテイメント、プレシディオ

© 2020 SN Movie Holdings Ltd

公式サイト silent-night.jp

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