韓国版『ジョゼと虎と魚たち』のキム・ジョングァン監督最新作『夜明けの詩』がいよいよ今週末11月25日(金)より全国公開。このたび、“ロマンス職人”ヨン・ウジンが演じる小説家のチャンソクと、“国民の妹”イ・ジウン/IUが演じる、時間を失くした女・ミヨンが、ソウルの地下鉄構内にある喫茶店で出会う本編冒頭シーンが解禁された。

監督「彼らの素晴らしい演技を楽しんで欲しいです」

本作は、まだ冬が残るソウルに7年ぶりに帰国した小説家のチャンソク(ヨン・ウジン)の物語。時間を失くした女性(イ・ジウン/IU)らとの出会いを経て、彼は心に閉ざしてきた記憶と向き合い始める。主演を務めるのは、Netflixドラマ「39歳」、映画『愛に奉仕せよ』といった話題作に出演し、柔らかい眼差しや深みのある演技力で観客を魅了する“ロマンス職人”ヨン・ウジン。共演に第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で2冠に輝いた、是枝裕和監督の最新作『べイビー・ブローカー』に出演したイ・ジウン/IU。生と死、時間、記憶という深遠なテーマを、観る者たちの心に寄り添う癒しの物語に昇華させた。

今回到着した冒頭映像は、赤いソファーに座りながら、居眠りをするミヨンの前で、チャンソクが小説を読んでいるところから始まる。

見知らぬ人物が目の前に登場して、驚いたミヨンは、「あなたは誰ですか?」と投げかける。その質問に対してチャンソクは、「ここで、ある女性を待っています。可愛い寝顔でした」と回答すると、ミヨンがきょとんとした戸惑いの表情を浮かべながら、ドギマギしてしまう。面識のない人物に対して、「席を移ったら?」と忠告するミヨンだったが、「ここで待ち合わせを」と回答するチャンソク。続けて「相手は目の前に。ミヨンさんと待ち合わせをしています」と言い放つと、自身が待ち合わせ相手だったと気づき、慌てふためくミヨンの姿が確認出来る。“ロマンス職人” × “国民の妹”というキャッチコピーを持つ二大スターの、夢の共演シーンに目が離せなくなる。

続いて二人の対話シーンが流れていく。何の本を読んでいるのかと問われたチャンソクは、「大した本ではありません。小説です」と答えると、ミヨンが「確かにくだらないわ。小説を読む人の気が知れない。架空の世界を信じてる」と揶揄する。小説家として活動するチャンソクは、「よく出来た作り話なら信じてしまう。僕が考えた話があります。聞きますか?」と返して、その偏見を一蹴しようとする。挑発に乗ったミヨンは、テーブルに肘をつきながら「聞いてあげる」と話を聞く態勢に入る。何故この男女が、味わい深い喫茶店で待ち合わせをしていたのか。今後の展開が気になる本編シーンとなっている。

本作の監督・脚本を務めたキム・ジョングァン監督は何故本作を制作したのかについて「私は、二人の会話を中心として成り立つ映画をこれまで沢山撮ってきました。しかし、本作では何か実験的なことをしてみたいと思い、一人の人物が様々な人に出会って気持ちが変化し、成長していく姿を描いたのです」とコメント。

続けて「映画館という空間だからこそ楽しむことができる、新しいスタイルの“映画”という言語を創造的に利用して作品をつくれないかと考え抜きました。本作の魅力は“闇にも温かさがある”と気づくことができる点です。そして、この映画全体にもそのような雰囲気があります。さらに、俳優の方々が持つ力と魅力で成り立っています。彼らの素晴らしい演技を楽しんで欲しいです」と本作で伝えたいメッセージを解説している。

『夜明けの詩』は11月25日(金)シネマート新宿ほか全国ロードショー。

作品情報

夜明けの詩
2022年11月25日(金)シネマート新宿ほか全国ロードショー

監督:キム・ジョングァン『ジョゼと虎と魚たち』
出演:ヨン・ウジン「39歳」『愛に奉仕せよ』/イ・ジウン(IU)『ベイビー・ブローカー』「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」/キム・サンホ『ビューティー・インサイド』/イ・ジュヨン『サムジンカンパニー1995』/ユン・ヘリ『ジョゼと虎と魚たち』
2021年/韓国/韓国語/82分/カラー/シネスコ/5.1ch/原題:아무도 없는곳/英題:SHADES OF THE HEART/字幕翻訳:深田あゆみ

配給:シンカ

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