12月16日(金)より TOHO シネマズ シャンテほか全国にて順次公開となる、A24が贈る映画『Never Goin’ Back/ネバー・ゴーイン・バック』。このたび、第一弾の本編映像と著名人によるコメントが解禁された。
本作は、エネルギー溢れるちょっとおバカな親友同士のアンジェラとジェシーが、極貧生活のなか夢のビーチリゾートへの旅を計画する青春ガールズブラックコメディ。女優として15年以上ものキャリアがあるオーガスティン・フリッゼルの長編映画監督デビュー作で、自身の実体験から本作の着想を得た。夫で映画監督のデヴィッド・ロウリー(『グリーン・ナイト』『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー』)と出会い、短編映画を制作するようになった彼女は、自身の“暗黒時代”を笑い話に変えようと本作を撮影した。
このたび解禁されたのは、アンジェラがジェシーの誕生日にサプライズでビーチリゾートのプレゼントを打ち明けるも、二人の家賃分の資金を勝手に使っていたことが発覚する冒頭シーン。なんとかなるでしょ、とキメキメでバイトへ向かう彼女たちだが、果たして…。この後に巻き起こるであろう大騒動をまだ何も知らないアンジェラ&ジェシーの無軌道さが、陽気な音楽と共に彩りを与えるシーンとなっている。
また今回本作をいち早く鑑賞した著名人から絶賛コメントが寄せられた。コラムニストの山崎まどかは「アンジェラとジェシーが大好きになってしまった」と二人の魅力を絶賛。さらにライターの月永理絵は、二人の描き方について「けっして下卑た笑いに陥らない(中略)公平な視線のありかたに強く惹かれた」と評す。
また、実録事件や犯罪を追うフリーライターの高橋ユキは「観終わったあとは元気になってしまう」とコメントを寄せる。「女バディに心からの拍手を」(トミヤマユキコ/ライター・東北芸術大学芸術学部准教授)、「この先の二人のこともずっと見ていたい」(ゆっきゅん/DIVA)、「未熟で無敵で友情最強!ってかなりギャル寄りじゃない?」(奥浜レイラ/映画・音楽パーソナリティ)などなど、ガールズパワー礼賛の絶賛コメントが多数届いている。コメント全文・一覧は記事下にて。
『Never Goin’ Back/ネバー・ゴーイン・バック』は12月16日(金)より TOHO シネマズ シャンテほか全国順次公開。
著名人コメント 50音順・敬称略
『スプリング・ブレイカーズ』より切実で『ブックスマート』よりおばかで過激。クソみたいな社会に右手で中指を立てて、左で手を繋いで必死にサバイブするギリギリアウトな彼女たちを抱きしめたくなった。未熟で無敵で友情最強!ってかなりギャル寄りじゃない?どっこい生きてる元ギャルも、令和のマインドギャルたちもみんな集合!
奥浜レイラ(映画・音楽パーソナリティ)
牢獄の柵越しにわずかに繋がれた手と手は、映画の雰囲気こそまったく違えども『17歳の瞳に映る世界』の少女二人のことを思い出させた。どれだけ過酷な世界に放り込まれたとしても、かけがえのない二人ならば夢を見られる。この映画は美しい夢に変えなければ生き抜いていけない残酷な現実を生きるあなたのためのもの。
児玉美月(映画執筆家)
金に困ってバイトに明け暮れる親友ふたりがドミノ倒しのごとく、次から次へと最悪な出来事に巻き込まれ続けているのに、なぜか笑えるうえに、観終わったあとは元気になってしまう。
高橋ユキ(フリーライター)
ドラッグ、吐瀉物、汚物にまみれた青春コメディ。けれどけっして下卑た笑いに陥らないのは、主人公たちを見つめる視線のためだろう。見下すでも自虐めくこともなく、つねに彼女らと並走しながら躍動を映す。その公平な視線のありかたに強く惹かれた。
月永理絵(ライター、編集者)
うだるような暑さ、貧しい生活、しょうもない同居人。全てがだらしなく溶け合う環境からなんとか脱出しようとがんばるアンジェラとジェシーがどんどん好きになっていった。お下品だけど超絶タフなこの女バディに心からの拍手を送りたい!
トミヤマユキコ(ライター/東北芸術工科大学芸術学部准教授)
クソッタレな世界に中指を立てろ! あらゆる誘惑に勝てぬ理性のなさと、底抜けの明るさが魅力的でキュートな女の子2人の青春物語。汚いところも醜いところも見せあってこそ、築けた関係に憧れ、しびれる。これを「女の友情」と呼ぶには距離が近すぎる?!
ナイトウミノワ(映画ライター/アクセサリー作家)
最高にボンクラで、いい加減で、楽しくて、キュートな二人組が登場。衛生観念も、金銭感覚も、時にはモラルだっていい加減だけど、アンジェラとジェシーが大好きになってしまった。だから底辺ガールズのささやかな夢を、神様、叶えてあげてプリーズ!
山崎まどか(コラムニスト)
下品ではしたない、最高にキュートな日々。何にもうまくいかないけど、きっと二人ならどこまでもいける、君とならいつまでも、最低な私のままでいられるから。この先の二人のこともずっと見ていたいと思わせる魅力を持つ映画でした。
ゆっきゅん(DIVA)
Never Goin’ Back/ネバー・ゴーイン・バック
2022年12月16日(金)より TOHO シネマズ シャンテほか全国順次公開
STORY
高校を中退した親友同士のアンジェラとジェシーは、兄とその友人と 4 人で共同生活を送っているが、バイト三昧の日々でも、家賃を払うのがやっとの極貧生活を送っている。だが、ジェシーの誕生日に一週間のビーチリゾートのバカンスをプレゼントしたいアンジェラは、家賃を支払わなければならないお金で二人分の夢のチケットを購入する。不足分の家賃を稼ぐために無茶苦茶な追加シフトを入れるも、家に泥棒が入るわ、兄のせいで刑務所に入れられるわ、誤って大麻入りクッキーを食べてハイになるわ、挙句の果てにバイトもクビになりそう…。二人の追い求める憧れのバカンス、テキサスのリゾートビーチへ無事に辿り着くことは出来るのか!?
監督:オーガスティン・フリッゼル
出演:マイア・ミッチェル、カミラ・モローネ、カイル・ムーニー、ジョエル・アレン、ケンダル・スミス、マシュー・ホルコム、アティーナ・フリッツェル
【2018年/ アメリカ / 英語 / 86分 / カラー / シネスコ/ 5.1ch / 原題:Never Goin’ Back / 日本語字幕:安本 熙生】
配給:REGENTS 提供: REGENTS、AMGエンタテインメント
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公式サイト nevergoinback.jp
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