2023年1月14日(土)からシアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショーとなる映画『コペンハーゲンに山を』の予告編が完成した。

「全ての世代にとってこれが日常になるんです」

日本でトヨタ自動車の実証都市建設プロジェクト「Woven City」の設計を担当するなど、いま世界でもっとも注目を浴びる一人となっているデンマークのスター建築家、ビャルケ・インゲルス。本作は“未来都市とサステナブルな環境づくりは両⽴可能”と、コペンハーゲンに“⼈⼯の⼭”を出現させる奇想天外なアイデアを打ち出した彼の計画を追ったドキュメンタリー映画。

2011年、デンマークの首都コペンハーゲンにある老朽化したゴミ処理施設建て替えのコンペ結果発表会が行われた。白羽の矢が立ったのは、デンマークのスター建築家ビャルケ・インゲルス率いるBIG建築事務所。彼らのアイデアは飛び抜けて奇抜で、巨大なゴミ焼却発電所の屋根にスキー場を併設し、コペンハーゲンに新たなランドマークを作るというものだった。しかし、カメラは完成までの過程で、苦難の連続を追うことになる。ゴミ焼却発電所とスキー場はどう建造物として共存出来るのか? 予算内に完成出来るのか? 次々と疑問や課題が山積みになっていく──。

今回解禁された予告編では、ゴミ処理施設の屋根にスキー場を併設するという壮大な構想を発案した建築家ビャルケ・インゲルスが、難題に直面しながらも理想を現実にしていく様子が描かれている。映像では、世界初となるスキーが楽しめるゴミ処理発電所「コペンヒル」の様子が捉えられ、インゲルスの「全ての世代にとってこれが日常になるんです。コペンハーゲンの“人工の山”の頂きから奇想天外なアイデアを生み出すのです」というコメントで締めくくられている。

『コペンハーゲンに⼭を』は2023年1⽉14⽇(⼟)シアター・イメージフォーラム他全国順次ロードショー。

作品情報

コペンハーゲンに⼭を
2023年1⽉14⽇(⼟)シアター・イメージフォーラム他全国順次ロードショー

監督:ライケ・セリン・フォクダル、キャスパー・アストラップ・シュローダー
プロデューサー:カトリーヌ・A・サールストロム、キャスパー・アストラップ・シュローダー
撮影:ヘンリク・ボーン・イプセン、ユッタ・マリー・イェッセン、キャスパー・アストラップ・シュローダー他
編集:ライケ・セリン・フォクダル
脚本:ライケ・セリン・フォクダル、キャスパー・アストラップ・シュローダー
⾳楽:ラスムス・ウィンター・イェンセン 原題:Making a Mountain
制作会社:グッドカンパニーピクチャーズ
配給:ユナイテッドピープル
2020 年/デンマーク/51 分

©2020 Good Company Pictures

公式サイト https://unitedpeople.jp/copenhill/

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