世界に衝撃と称賛をもたらした香港アクション映画の真髄を、名だたる香港映画人たちのインタビューや貴重なメイキングなどを通して描く『カンフースタントマン 龍虎武師』(2023年1月6日公開)の日本版予告編が完成した。

「私たちにとって最も危険な時代でした」

香港映画が世界に誇るジャンルがアクション映画。1970年代~90年代にかけて、カンフーアクションから警察アクション、ノワール、そして時代劇アクションと、プログラムピクチャーとして作られた数多くの香港映画は、世界に大きな影響を与えてきた。そういった作品を作るにあたり、核となるアクションを支えたのが、スタントマンたち。時には裏方として危険なシーンも命を顧みずに挑み、またある時には俳優として主役たちに絡む。そんな香港映画を支えたスタントマン(武師と呼ばれる)たちの真の姿を描くのが本作『カンフースタントマン 龍虎武師』だ。

今回解禁された日本版予告編は、『燃えよドラゴン』でブルース・リーのスタントダブルを演じていることで有名な、サモ・ハンのスタントチームで武術指導、俳優として活躍したユン・ワーの掛け声ともに、『ファースト・ミッション』のクライマックスの爆破シーンから始まる。

さらに、ジャッキー・チェン作品でバイプレイヤーとして活躍したマース、世界のアクションスターとして活躍中のドニー・イェン、香港映画界の重鎮でもあるサモ・ハン、そしてヒットメイカーであるツイ・ハーク監督等が登場。彼らの「理不尽にも命を懸けることもあります」「体が出過ぎると回りきらない。でなきゃ死にます」「私たちにとって最も危険な時代でした」といった壮絶なコメントとともに、『ドラゴン怒りの鉄拳』『ドラゴンへの道』『ドラゴンロード』『プロジェクトA』『イースタン・コンドル』他、香港映画の印象的で危険なアクションシーンが散りばめられている。

映画本編では数多くの香港映画人の証言、30本強に渡る映画作品のシーンが使用されている。香港アクションに携わる人たちの現在も描かれた本作は、まさに香港アクション映画の歴史を知る貴重な作品になっている。

『カンフースタントマン 龍虎武師』は2023年1月6日(金)より新宿武蔵野館ほか全国ロードショー。

作品情報

カンフースタントマン 龍虎武師
2023年1月6日(金)より新宿武蔵野館ほか全国ロードショー

監督:ウェイ・ジュンツー
出演:サモ・ハン、ユエン・ウーピン、ドニー・イェン、ユン・ワー、チン・カーロッ、ブルース・リャン、マース、ツイ・ハーク、アンドリュー・ラウ、エリック・ツァン、トン・ワイ、ウー・スーユエン
※アーカイブ出演:ブルース・リー、ジャッキー・チェン、ジェット・リー、ラウ・カーリョン、ラム・チェンイン
※参考映画:『ドラゴン危機一発』 『ドラゴン怒りの鉄拳』 『ドラゴンへの道』 『Mr.Boo!ミスター・ブー』『少林寺怒りの鉄拳』『スネーキーモンキー蛇拳』『ドランクモンキー酔拳』『ドラゴンロード』 『プロジェクトA』 『ポリス・ストーリー/香港国際警察』 『ファースト・ミッション』 『五福星』『大福星』 『冒険活劇/上海エクスプレス』 『イースタン・コンドル』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝 アイアンモンキー』『導火線FLASH POINT』 ほか

2021年/香港・中国/広東語・北京語/92分/ビスタ/5.1ch/原題:龍虎武師/英題:Kung Fu Stuntmen
日本語字幕:城 誠子/字幕監修:谷垣健治/特別協力:ジャパン・アクション・ギルド/提供:ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム

©ACME Image (Beijing) Film Cultural Co., Ltd

公式サイト kungfu-stuntman.com

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