A24の話題作『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で第95回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされたキー・ホイ・クァンをハリソン・フォードが祝福した。米「Entertainment Tonight」が報じている。

Super Festivals from Ft. Lauderdale, USA, CC BY 2.0 https://creativecommons.org/licenses/by/2.0, via Wikimedia Commons
Apple TV+の『シュリンキング:悩めるセラピスト』プレミアに登場したハリソン・フォードはクァンのアカデミー賞ノミネートについて「彼のノミネートは本当に喜ばしい。彼は素晴らしい人だし、素晴らしい俳優です。小さい頃もそうだったし、今もそうです。本当に嬉しい」とコメントした。
クァンは1984年にスティーヴン・スピルバーグ監督の『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』で子役として映画デビューを飾り、フォード演じるインディ・ジョーンズの相棒の少年ショート・ラウンドを演じた。昨年二人はイベントでじつに38年ぶりに偶然再会。フォードはクァンを見てすぐに『君はショート・ラウンドか?』と尋ね、彼を抱きしめたという。二人が抱き合う2ショット写真は大きな話題を呼んだ。
フォードはアカデミー賞のノミネーション発表に先立ち、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』をすでに観たことを明かしており、米「Uproxx」の取材に対して、クァンのノミネートは「当然」と語っていた。
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は第95回アカデミー賞にて作品賞を含む最多10部門11ノミネート。同作で俳優としての本格的なカムバックを果たしたクァンはゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞し、アカデミー賞でも最有力候補とされている。