『ロボコップ』『ラン・オールナイト』などで知られるスウェーデン俳優ジョエル・キナマンが、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』について「今まで見た中で最も面白い映画の一つ」と絶賛した。キナマンはスーサイド・スクワッドのリーダー、リック・フラッグ大佐役で出演している。また一方で、同役を演じた2016年の『スーサイド・スクワッド』が期待通りの作品ではなかったことを打ち明けている。

Variteyのインタビューの中で、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』の完成版をすでに見たことを明かしたキナマンは「めちゃくちゃな映画です。ジェームズ・ガン監督の最高傑作だと思います」とこの作品らしい褒め言葉で映画の出来に太鼓判を押した。
「最初からビジョンがはっきりしていたので、期待した通りの映画になりました。撮影中も自分たちが何をしているのかが明確でした。今まで見た映画の中で最も面白い映画のひとつだと思います。とてもテンポが良く、ドライブ感があり、コメディーの間も良い。ずっと笑えるんです。時にはグロテスクなシーン、衝撃的な場面もありますが、それもとてもコミカルなものです。巨大なサメ(サメ人間キング・シャークのこと)が人の頭をかじっていて、その横でほかのキャラクターが会話をしているシーンが普通に見えてきます。とても“不謹慎”な作品ですね」
またデヴィッド・エアー監督による2016年の『スーサイド・スクワッド』にも触れ、「あの映画の最初の40分はとても素晴らしかったのですが、その後はみんなが期待していたような作品にはなりませんでした。でも今回の作品はまったく違うものです。そこにあるのはまさに別世界、ジェームズ・ガンの世界なんです」
『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』は8月13日(金)全国公開。