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不世出の映画作家アンドレイ・タルコフスキー監督の『ノスタルジア 4K修復版』が日本初公開から40周年の節目の年である2024年1月26日(金)より全国順次公開。このたび、予告編とスチル&場面写真が解禁された。

「彼の映画の中では人類の不幸が映像の祝福によって中和されている」

54年という短命な生涯ながら、全8作品の劇映画を世に送り出し、今なお多くの映画人や芸術家に影響を与え続ける、旧ソ連映画界の巨匠にして不世出の映画作家アンドレイ・タルコフスキー。

1962年に長編1作目となる『僕の村は戦場だった』を監督、ヴェネチア国際映画祭でサン・マルコ金獅子賞等を受賞。1967年にロシアの伝説的な画家を描いた『アンドレイ・ルブリョフ』を完成させるが、歴史解釈をめぐってソ連当局の激しい批判を受け、5年間の上映禁止を言い渡される。一方で同作品は1969年のカンヌ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞。その後も『惑星ソラリス』(72)、『鏡』(75)、『ストーカー』(79)と唯一無二の映像世界で批評家や観客たちを魅了し、世界的な評価を確立。だがソ連国内の厳しい検閲は依然としてあり、ソ連を出国。はじめてソビエト連邦国外のイタリアで製作されたタルコフスキー監督作が長編6作目となる『ノスタルジア』である。タルコフスキーは本作を3年半の歳月を費やして完成させ、1983年カンヌ国際映画祭で「この映画の創造に対する特別大賞」「国際映画批評家連盟賞」「エキュメニック審査員賞」の3冠に輝いた。

今回公開となる『ノスタルジア 4K修復版』は、2022年に撮影監督であるジュゼッペ・ランチ監修のもと、ローマのチネテカ・ナチオナーレの協力で4K修復が行われ、ボローニャ復元映画祭2022でワールドプレミアとなった。

解禁となった予告編は、本作で印象的なカメラの横移動や長回しショットを堪能できる、壮大かつ静謐な雰囲気が漂うものに。ラストには、タルコフスキー監督を敬愛する作家・詩人の池澤夏樹のコメント「彼の映画の中では人類の不幸が映像の祝福によって中和されている。そんな計算が成り立つのかと思いながら、やはりうっとりとしてスクリーンを見続ける。」が挿入されている。これは2015年に発売された本作のBlu-ray(発売元:株式会社IMAGICA TV/販売元:株式会社KADOKAWA 角川書店)の封入ブックレットに書き下ろしされた池澤のテキストから、本人の許諾を得て抜粋されたもの。池澤は今回の4K修復版の公開についても「再公開、楽しみです。」と期待の声を寄せている。

またスチル写真と、リマスターされた4K映像から『ノスタルジア』の象徴的なシーンを切り取った場面写真、計12点が解禁となった。

Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下およびメイジャー・ネット通販ではオリジナルB3ポスター付き前売券が1,500円(税込)で販売中。

特典ポスター画像

『ノスタルジア 4K修復版』は2024年1月26日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国順次公開。

作品情報

ノスタルジア 4K修復版
2024年1月26日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国順次公開

STORY
イタリア中部トスカーナ地方、朝露にけむる田園風景に男と女が到着する。モスクワから来た詩人アンドレイ・ゴルチャコフと通訳のエウジュニア。ふたりは、ロシアの音楽家パヴェル・サスノフスキーの足跡を辿っていた。18世紀にイタリアを放浪し、農奴制が敷かれた故国に戻り自死したサスノフスキーを追う旅。その旅も終りに近づく中、アンドレイは病に冒されていた。古の温泉地バーニョ・ヴィニョーニで、世界の終末が訪れたと信じるドメニコという男と出会う。やがてアンドレイは、世界の救済を求めていく…。

監督・脚本:アンドレイ・タルコフスキー
脚本:トニ一ノ・グエッラ
撮影監督:ジュゼッペ・ランチ
出演:オレーグ・ヤンコフスキー、エルランド・ヨセフソン、ドミツィアーナ・ジョルダーノ
1983/イタリア=ソ連合作/ビスタ/カラー/126分 原題:NOSTALGHIA

配給:ザジフィルムズ
宣伝協力:プンクテ

©1983 RAI-Radiotelevisione Italiana.LICENSED BY RAI COM S.p.A.-Roma-Italy, All Right Reserved.

公式サイト http://www.zaziefilms.com/nostalghia4k/

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