ソ連全体主義の恐ろしさや人間の逞しさを、主人公の目を通して追体験する『DAU. ナターシャ』。あまりにも衝撃的なバイオレンスとエロス描写で物議を醸し、賛否の嵐を巻き起こした話題作のDVDが2021年9月3日(金)にリリースされる。

ジャケット写真
前代未聞の手法で“ソ連全体主義”社会を完全再現した、狂気のプロジェクト!

異次元レベルの構想と高い芸術性が評価され、第70回ベルリン映画祭銀熊賞(芸術貢献賞)を受賞した『DAU. ナターシャ』がいよいよソフト化される。本作はロシアの奇才イリヤ・フルジャノフスキーが、いまや忘れられつつあるソヴィエト連邦の記憶を呼び起こすために、製作15年、オーディション人数約40万人、衣装4万着、主要キャスト400人、エキストラ1万人という想像を絶する規模で“ソ連全体主義”社会を完全再現した、狂気のプロジェクト。

撮影は徹底的にこだわって行われ、キャストたちは当時のように再現されたスターリン体制下の秘密研究都市で約2年間にわたり実際に生活し、カメラは至るところで彼らを撮影した。さらに本作には本物のノーベル賞受賞者、元ネオナチリーダーや元KGB職員なども参加。町の中ではソ連時代の通貨が使用され、出演者もスタッフも当時の衣装や食事で生活。毎日当時の日付の新聞が届けられるという徹底ぶりで、出演者たちは次第に演じる役柄になりきり、演技を越えて実際に愛し合い、憎しみ合ったという。

本作は700時間もの膨大なフッテージから創出された映画化第一弾であり、研究所に併設された食堂で働くウェイトレス、ナターシャが主人公となる。演技未経験の新人ナターリヤ・べレジナヤ演じるナターシャの目を通し、観客は独裁の圧制のもとで逞しく生きる人々と、美しくも猥雑なソ連の秘密研究都市を体感していくことになる。

本作は今年2月に渋谷のシアター・イメージフォーラム、アップリンク吉祥寺ほかにて全国劇場公開され、衝撃的な内容と話題性に、新聞各紙で取り上げられた。この壮大な実験の果てに待ち受けるものとは一体何なのか?主人公の目を通して体験する“ソ連全体主義”の社会を目撃しよう。

なお『DAU. ナターシャ』の大反響を受け、今夏には本プロジェクトの劇場第2弾となる『DAU. Degeneration(原題)』がシアター・イメージフォーラムで限定公開予定。同作は6時間におよぶという。

商品概要

『DAU. ナターシャ』
2021年9月3日(金)DVDリリース ※同日レンタル開始
品番:TMSS-439 POS4522178013225
価格:¥3,800(税抜)

2020年|ドイツ、ウクライナ、イギリス、ロシア|サスペンス、ドラマ|原題:DAU. Natasha|R-18+|139分| COLOR|片面2層|画面:16x9 ビスタ
音声1:ロシア語 5,1ch サラウンド|字幕1:日本語字幕

【STORY】
1952年、ソ連の某地にある秘密研究所。その施設では多くの科学者たちが軍事的な研究を続けていた。施設に併設された食堂で働くウェイトレスのナターシャはある日、研究所に滞在していたフランス人科学者と肉体関係を結ぶ。言葉も通じないが、惹かれ合う2人。しかし、そこには当局からの厳しい監視の目が光っていた…。

【キャスト】
ナターリヤ・ベレジナヤ、ウラジーミル・アジッポ、オリガ・シカバルニャ、リュック・ビジェ、アレクセイ・ブリノフ

【スタッフ】
監督・脚本:イリヤ・フルジャノフスキー、エカテリーナ・エルテリ
製作総指揮:アレクサンドラ・チモフェーエワ、スヴェトラーナ・ドラガエワ
製作:セルゲイ・アドニエフ、フィリップ・ボベール
企画:イリヤ・フルジャノフスキ、セルゲイ・アドニエフ
撮影:ユルゲン・ユルテス
美術:デニス・シバノフ
衣装:イリーナ・ツヴェトコワ、リュボーフィ・ミンガジチノワ、エレーナ・ベクリツカヤ、オリガ・ベクリツカヤ

発売・販売:トランスフォーマー
(c) PHENOMEN FILMS

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