第78回カンヌ国際映画祭にてパルムドール(最高賞)を受賞した、イランの巨匠ジャファル・パナヒ監督の最新作『シンプル・アクシデント/偶然』が5月8日(金)より全国公開され、都内劇場では13回の満席が出るなど大ヒットスタートを切った。

本作は、不当に刑務所に投獄された人々が復讐を果たそうと試みる姿を、スリリングかつユーモアたっぷりに描いた復讐劇。監督自身の投獄経験や、同じ境遇の人々の声から着想を得て映画化された。予測不能の物語に渦巻く重厚なスリルと深遠なミステリーが交錯し、“魂の叫び”がほとばしる衝撃のクライマックスへと突き進む。ユーモアと緊迫感に満ちた社会派サスペンスの最高峰ともいえる一本となっている。
5月8日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全69館で日本公開された本作は、公開初週から熱狂的な反響を巻き起こし、週末の9日(土)、10日(日)には満席回が相次ぎ、都内では新宿ピカデリーで全10回中4回、ヒューマントラストシネマ有楽町で全8回中5回、アップリンク吉祥寺で全6回中4回が満席を記録した。公開3日間で都内だけでも13回の満席回が生まれるなど、大きな注目を集めている。観客層は40代〜シニア世代を中心に、男女比は6:4。友人同士で鑑賞後に感想を語り合う姿も多く見られた。
SNSにも「痺れ唸ったラスト」「今年ベスト級」「面白い、超面白い」など絶賛の声が溢れ、刻一刻と変化するイラン情勢の中での公開となった本作について「イラン社会の不条理を嗤う秀作」「イランの今の深刻な現状を不条理喜劇として描いたパナヒ監督のセンス、不退転の意志に脱帽…」など、不条理な世界の中でも、不屈の精神で映画制作に挑み続けるパナヒ監督の手腕に賛辞の声が続々と届いている。
なお、2025年12月にはアメリカでのプロモーション活動中だったパナヒ監督に対し、イランのイスラム革命裁判所が「反体制プロパガンダ活動」を理由に欠席裁判で懲役1年を宣告。さらに2年間の渡航禁止、政治・社会団体への参加禁止といった厳しい措置が科されるなど、依然として厳しい状況が続いていた。そんな中、アメリカ・イスラエルとの緊張状態が勃発、まだ収束が見えない中でイランへの帰国の途を選んだパナヒ監督。現在監督の所在は不明だが、無事が祈られる。
まとめ(注目ポイント)
- 映画『シンプル・アクシデント/偶然』5月8日(金)より全国公開カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞したジャファル・パナヒ監督の最新作。不当に投獄された人々の復讐を描く社会派サスペンス。
- 公開3日間で都内13回の満席を記録する大ヒットスタート公開最初の週末9日(土)・10日(日)に満席が相次ぎ、新宿ピカデリーで全10回中4回、ヒューマントラストシネマ有楽町で全8回中5回が満席を記録。
- 不屈の精神で映画制作に挑むパナヒ監督へSNSで賛辞が殺到監督の手腕に対し「イラン社会の不条理を嗤う秀作」など絶賛の声が多数寄せられている。
シンプル・アクシデント/偶然
2026年5月8日(金)、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国公開
監督・脚本:ジャファル・パナヒ 『白い風船』『チャドルと生きる』『人生タクシー』『熊は、いない』
出演:ワヒド・モバシェリ、マルヤム・アフシャリ、エブラヒム・アジジ、ハディス・パクバテン、マジッド・パナヒ、モハマッド・アリ・エリヤ
2025年/フランス・イラン・ルクセンブルク/ペルシャ語/103分/日本語字幕:大西公子/字幕監修:ショーレ・ゴルパリアン
配給:セテラ・インターナショナル/協力:ユニフランス
©LesFilmsPelleas
公式サイト simpleaccident.com



