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イタリア映画史で異彩を放つ孤高の映像作家、ミケランジェロ・フランマルティーノの日本初公開のデビュー作と最新作を含む、全長編3作品を一挙上映する「ミケランジェロ・フランマルティーノの驚くべき世界」が6月19日(金)より全国順次公開。このたび、推薦コメント入り予告編が解禁された。あわせて、6月19日(金)の初日にミケランジェロ・フランマルティーノ監督による上映後オンライントークイベントの実施も決定した。

イタリア映画史において唯一無二の存在感を放つ映像作家、ミケランジェロ・フランマルティーノ。その作品は、言葉に頼らず、南イタリア・カラブリアの荘厳な風景や、そこに刻まれる時間の神秘を静謐なカメラワークで描き出す。情報が溢れ、膨大な映像が消費される現代において、消えゆくものへの惜別、生命の循環、そして未知の世界への探求を描く彼の作品は、観る者の心に静かな驚きと深い余韻を残す。それは、現実を超えた世界の奥行きに触れる映画体験であり、私たちを神秘とワンダーの中へと引き込む。本特集では、デビュー作であり日本初公開となる『おくりもの』(4Kレストア版)、カンヌ映画祭で2冠の喝采を浴びた『四つのいのち』、そしてヴェネチア映画祭で3冠に輝いた最新作『地底への旅』の全長編3作品を一挙上映する。

『おくりもの 4Kレストア版』
© Santamira - Coop. CA.RI.NA.
『四つのいのち』
© 2010 VIVO FILM, ESSENTIAL FILMPRODUKTION, INVISIBILE FILM, VENTURA FILM
『地底への旅』
© 2021 DOPPIO NODO DOUBLE BIND - ESSENTIAL FILMS - SOCIETE PARISIENNE DE PRODUCTION - ARTE FRANCE CINEMA

今回、新たに解禁となったのは、推薦コメントが追加された予告編。冒頭、イタリア建築史に詳しい法政大学名誉教授の陣内秀信による「これまで経験したことのない映画の表現に圧倒された」というコメントからは、フランマルティーノ監督の世界が非常にユニークで強い印象を残すことが伝わる。さらに、「命に飲み込まれるような物語だ」(篠原かをり/作家・文化昆虫学者)、「映画って、こんなにすごいことができるのか」(永井玲衣/作家・哲学者)といったコメントからも、その作品世界の凄みが感じられるだろう。

最新作の『地底への旅』は、1960年代に実際に行われた洞窟探検に基づいた作品ということもあり、洞窟探検家の吉田勝次がコメントを寄せた。吉田は「先がよく見えない…進んでみないとわからない…洞窟探検は人生に重ねやすい」と映画の中に登場する探検家たちに共感を寄せる。一方、映画評論家の秦早穗子は「乱雑な言葉、溢れる情報に疑問をお持ちなら、静謐な時が流れる彼の世界をお薦めしよう」というコメントを寄稿。フランマルティーノ監督の作品世界には、文明批評的なニュアンスがあることも示した。

コメント入りの予告編解禁にあわせ、ミケランジェロ・フランマルティーノ監督の上映後オンライントークイベントが決定したことも発表された。会場はヒューマントラストシネマ渋谷、6月19日(金)16時30分からの『地底への旅』の上映後にオンラインで監督が登壇する。オンラインチケットは2日前の6月17日(水)0時から劇場サイトにて発売。

また、来場者プレゼントとして、80年以上にわたるチョコレート作りの歴史を誇るフェレロが、1982年に発売した「フェレロ ロシェ」が一部劇場にて先着限定で提供されることも決定。対象劇場は、シネマリス(70名様/6月19日公開)、キネマ旬報シアター(30名様/6月20日公開)、京都シネマ(100名様/6月26日公開)となる。

推薦コメント全文(※五十音順/敬称略)

■篠原かをり(作家・文化昆虫学者)※『四つのいのち』に対して
命に飲み込まれるような物語だ。
同じ土地の上に牧夫の、山羊の、木の、木炭の足跡が静かに塗り重ねられていくのを感じながら、見ている自分自身も今まさに薄い足跡を重ねながらここにいることを思う。
静謐に巡るこの円環は、たしかに、「私」に「あなた」に連なっているのだ。

■陣内秀信(法政大学名誉教授 イタリア建築史)※全作品と『おくりもの』に対して
これまで経験したことのない映画の表現に圧倒され、自然(特に動物も含む)と人間の根源的な関係、文明とは何だったのか、生と死の循環など、改めて考えさせられる。しかも美しい映像、音、環境の表現と共になので、新鮮な驚きを持って楽しめた。
切り立った崖の上に堅固に聳える村(ボルゴ)の内部に入ると、カラブリアらしい坂道、階段が複雑に入り組んだ立体迷宮空間が待ち受ける。近代から完全に見捨てられ、住民の大半が去った古びた建物群や街路は、より迫力ある存在となって眼に映る。

■永井玲衣(作家・哲学者)※『四つのいのち』に対して
この作品は、「世界」についての一篇の詩だ。
世界はむくりと起き上がり、ありありとその姿を現した。
映画って、こんなにすごいことができるのか。

■秦早穗子(映画評論家)※全作品に対して
もし、貴方が乱雑な言葉、溢れる情報、金だけの社会に疑問をお持ちなら、
生と死に向き合う静謐な時が流れるミケランジェロ・フランマルティーノの世界をお薦めしよう。

■吉田勝次(洞窟探検家)※『地底への旅』に対して
先がよく見えない…進んでみないとわからない…洞窟を進んでいる探検隊と人生の終焉が近づいているおじいさん…、両者は違う世界にいても同じ時間に存在して命という時間を使って生きている人間。洞窟探検は人生に重ねやすい。
どんな生き方をしても必ず終わりは来るが1つとして同じ人生は無く、尊いモノだ!と考えさせられる映画でした。
ちなみに、洞窟内を移動しているシーンで当時の装備が気になりました。
特に光源です。今はLEDが当たり前になった時代ですがカーバイトランプ(アセンチレンガスを発生させて火をともすランプ)を使用しているところが歴史、時代を感じさせられました!
当時、あるモノを駆使して探検!こんなモノがあったらいいな~と開発…そうやって人は進化してきたことも考えさせられました。

上映後オンライントークイベント(※Q&Aあり)詳細

■日時:6月19日(金) 『地底への旅』16時30分の回終了後(18時10分〜 ※最大40分)
■場所:ヒューマントラストシネマ渋谷(シアター1)東京都渋谷区渋谷 1-23-16 ココチビル 8F
■ゲスト:ミケランジェロ・フランマルティーノ(監督)
※オンラインチケット販売:
会員先行販売開始:6月16日(火)21:00~ ※上映時間20分前まで販売
一般販売開始:6月17日(水)0:00(6月16日(火)24:00~)~ ※上映時間20分前まで販売

まとめ(注目ポイント)

  • 「ミケランジェロ・フランマルティーノの驚くべき世界」6月19日より公開イタリア映画史で異彩を放つ孤高の映像作家の特集上映が6月19日より全国順次公開。
  • 全長編3作品を特集上映『おくりもの 4Kレストア版』『四つのいのち』『地底への旅』を一挙上映する特集企画。
  • 推薦コメント入り予告編解禁陣内秀信、篠原かをり、永井玲衣、秦早穗子、吉田勝次らの推薦コメントを収録。
  • 監督オンライントーク実施6月19日にヒューマントラストシネマ渋谷でミケランジェロ・フランマルティーノ監督がオンライン登壇。
上映情報

ミケランジェロ・フランマルティーノの驚くべき世界
2026年6月19日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマリスほか全国順次公開

上映作品:
『おくりもの 4Kレストア版』© Santamira - Coop. CA.RI.NA.
『四つのいのち』© 2010 VIVO FILM, ESSENTIAL FILMPRODUKTION, INVISIBILE FILM, VENTURA FILM
『地底への旅』© 2021 DOPPIO NODO DOUBLE BIND - ESSENTIAL FILMS - SOCIETE PARISIENNE DE PRODUCTION - ARTE FRANCE CINEMA

提供:東映ビデオ 配給:グッチーズ・フリースクール 宣伝:Playtime

公式サイト frammartino.com

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