2002年のロマンチック・コメディ映画『メラニーは行く!』の公開から約20年、出演者のひとりであるジョシュ・ルーカスがラジオ番組に出演し、続編の製作を希望していることを明かした。主演を務めたリース・ウィザースプーンに「リース、やってみよう」と呼びかけている。

『メラニーは行く!』は当時『キューティ・ブロンド』で脚光を浴びていたリース・ウィザースプーンがその翌年に主演を務め、スマッシュヒットを飛ばしたラブコメディ映画。
リース演じるファッションデザイナーの女性メラニーが、NY市長の息子にプロポーズされたことをきっかけに、故郷アラバマに残してきた“過去”を清算することを迫られるというストーリー。ルーカスはヒロインが故郷に残してきた元恋人の役を演じた。
「シリウスXMラジオ」の番組に出演したルーカスは、『メラニーは行く!』の続編の可能性について問われ、次のように述べた。
僕としては続編をやりたいんです。でも問題は、リース(ウィザースプーン)がブッククラブを持っていることです。笑い話のようですが、「(リースは多忙を極めているため)彼女には5年先のことまで相談できる」という状況のようです。『メラニーは行く!』を撮影していたときから、「リースはいつか映画スタジオを経営するに違いない」と言っていましたが、今や彼女はそれ以上の存在ですよね。彼女の成功は並外れたことですが、驚くべきことではありません。でもリース、お願いだ、やってみようよ。
彼の言うように、ブッククラブ「ハロー・サンシャイン」を立ち上げたリースは今やその道の権威であり、インスタグラムで彼女が紹介する本はことごとく全米ベストセラーになっている。また「ハロー・サンシャイン」はメディア企業として多くの映画やテレビシリーズも製作。そのほかにリースは衣料品会社も経営し、熱心な慈善活動も行っている。こうした彼女の多忙さが続編実現への大きな壁になっているようだ。
しかし続編製作の可能性はゼロではないのかもしれない。リースは今年で公開20周年を迎える自身の代表作『キューティ・ブロンド』シリーズ第3弾に再びエル・ウッズ役で出演することが決まっている(公開は2022年の予定)。『メラニーは行く!』も来年公開20周年だ。さらに先日、リース自身がこの報道に応えるかのようにインスタグラムに『メラニーは行く!』の写真を投稿したことも話題を呼んだ。ルーカスの今回の呼びかけがリースを動かすのか注目だ。