「スターチャンネルEX」にて配信中の最新イギリス・ドラマ『レスポンダー 夜に堕ちた警官』より、主演マーティン・フリーマンらキャスト&スタッフが語るインタビュー映像が解禁された。本日9月8日はマーティン・フリーマンの51歳の記念すべき誕生日となる。
本作は、警察への通報に初期対応する“レスポンダー”の任務に就きながら、麻薬の売人と関わり、自らの精神と家族を危機に追い込んだ夜勤巡査の5日間をスリリングに描くハードコア警察ドラマ。主演のマーティン・フリーマンが『SHERLOCK/シャーロック』や『FARGO/ファーゴ』、『ホビット』シリーズなどで見せたこれまでのイメージを大きく覆す、型破りであると同時に心に闇を抱えた警官を演じ、新たな魅力を発揮。元レスポンダーの小説家が自らの経験を基に脚本を手掛け、リヴァプールの緊急通報の現場と警官の苦悩をリアルに描き、英BBCで放送され大ヒットしている。
このたび解禁されたインタビュー映像では、初めに、実際に約10年のレスポンダー経験を持つ小説家のトニー・シューマッハが手がけた脚本についてキャストたちが語っている。
マーティンは「脚本を読んだだけですばらしいと思った」、クリスのパトロールに同行することになる新人警官レイチェル役のアデラヨ・アデダヨ(『ロー・アンド・オーダー UK』)は、「犯罪ドラマだけど裏で多くのストーリーが走る」、クリスの旧友であり麻薬売人カール役のイアン・ハート(『ハリー・ポッターと賢者の石』)は「物語が進む度にその先を知りたくなる」、そして麻薬中毒の若者ケイシー役のエミリー・フェアン(新人)は「全体に熱気があふれてリヴァプールの街を体現してる」と各々が物語にのめり込んだことを語る。
シューマッハは、「できる限り現実味を出したかった。レスポンダーはドアを蹴り破り、現実でも比喩的にも戦う人。かつて6夜連続の任務があった時、勤務が終わる頃には泥の中を歩く感じだった」と当時のリアルな経験について打ち明けた。監督のティム・ミーランツ(『ピーキー・ブラインダーズ』)は「自分の経験や恐怖を取り入れようとした。マーティンも同じだった。トニー(・シューマッハ)の脚本と同じように、誠実さがある」と真摯に物語を受け止めたフリーマンについてコメント。
フリーマン本人は、「クリスは多くの問題を抱えていて、善人だが悪人でもある。恐ろしいけど愛らしい。そこを気に入った」と自身の役柄への思い入れを語る。 さらに、製作総指揮のローレンス・ボーウェン(『アイヒマン・ショー歴史を映した男たち』)は「マーティンは並外れた俳優だ。様々な役の経験がある。今までにない役柄だから彼も惹かれたのだと思う」、ミーランツは「美しい演技だった。弱さとそれに対する抵抗を同時にうまく演じていた。今までにない演技だよ」と、従来の役柄と一変したダークで難しい役柄を演じ切ったフリーマンを絶賛した。
続いて、アデダヨは「クリスとレイチェルは水と油の関係。彼の行動が予測不能だとすぐに理解し、彼らが向き合う人物もみんな強烈」とクリスの人生の特異性について語り、ハートは「2人は別々の道を歩んでいるが、関係性は終わっていない」「2人が交わる部分で何かが起こる」とどこか不穏な関係を予期させるようなコメント。さらに、裏社会に関わり生計を立てる青年マーコ役を演じたジョシュ・フィナン(『ヘルボーイ』)は「マーティンの演技には見とれたよ。彼と共演することは本当に最高の経験だった。マーティンは物事に息を吹き込む天才だ」と大スターとの共演に感無量の様子。
作品全体について、ボーウェンは「警察ドラマの中でも異彩を放っている。精神的に魅力的な世界になっていて、何が起こるか予測不能だ。視聴者はその迫力を体験する」と物語の核心に迫ると、最後にフリーマンは「今までにない作品で答えを与えない。予想もつかない展開になっている」とドラマの完成度に太鼓判を押した。
フリーマン演じる夜勤巡査クリスだけでなく、それぞれの登場人物の人生や苦悩をリアルに表現し、描き上げた人間ドラマともいえる「レスポンダー 夜に堕ちた警官」は現在第5話まで「スターチャンネルEX」にて配信中(毎週水曜に新エピソード更新)。
あわせて「BS10 スターチャンネル」でもいよいよ9月19日(祝・月)より独占日本初放送、また、これに先駆け、9月10日(土)には第1話を「無料放送」する。
レスポンダー 夜に堕ちた警官
(全6話)
【配信】 「スターチャンネルEX」
<字幕版>独占配信中 毎週水曜1話ずつ更新
【放送】 BS10 スターチャンネル
<STAR1 字幕版> 9月19日(祝・月)より放送開始 毎週月曜23:00 ほか ★9月10日(土) 17:00 第1話 先行無料放送★
STORY
ある晩、夜勤でパトロール中の巡査クリスの元に旧知の麻薬売人からある人物を至急捜して欲しいとの連絡が入る。ハードな夜勤と精神的ストレスの影響で任務中にも理性を失いがちなクリスだったが、新人警官のレイチェルがパトロールに同行することになり…。
【脚本・クリエーター】トニー・シューマッハ 【音楽】マシュー・ハーバート
【監督】ティム・ミーランツ(『ピーキー・ブラインダーズ』)、フィリップ・バランティーニ(『ボイリング・ポイント/沸騰』)ほか
【主演・製作総指揮】マーティン・フリーマン(『SHERLOCK/シャーロック』)
【出演】アデラヨ・アデダヨ(『ザ・キャプチャー 歪められた真実』)、イアン・ハート(『ハリー・ポッターと賢者の石』)、マイアンナ・バーリング(『ダウントン
・アビー』)ほか
Rekha Garton© 2021 Dancing Ledge Productions
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