『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』のアリ・アスター監督の最新作『ボーはおそれている』が2月16日(金)より公開。このたびショート予告2種が解禁された。あわせて、マンガ家・伊藤潤二、芸人・こがけん、シンガーソングライター・コレサワ、俳優・山崎紘菜、芸人・ゆりやんレトリィバァら総勢10名から絶賛コメントが到着した。
本作は『ヘレディタリー/継承』で映画ファンの注目を集め、『ミッドサマー』が全世界で大ヒットを記録するだけでなく、多くの観客に“消えない傷”を植え付けた天才監督アリ・アスターが、気鋭の映画スタジオA24と三度目のタッグを組んで世に放つ最新作。主演を務めるのは『ジョーカー』のホアキン・フェニックス。日常のささいなことでも不安になる怖がりの男ボー(ホアキン・フェニックス)の「世界一狂った」帰省の旅を描く。
今回解禁されたのは、観ると元の自分には戻れなくなる「気持ちいい悪夢編」と、映画史に残る壮大な里帰りをテーマに制作された「壮大な旅編」の2種類のショート予告。
「気持ちいい悪夢編」は、絵本の中に入りこんだかのようなカラフルな水彩画のようなシーンから一転、異形の仮面や不思議な表情を称えた人々、そして幸せな未来を予感させるようなシーンを捉えた映像が次々と目まぐるしく登場する。
「壮大な旅編」は、里帰りのために襲ってくるあらゆる困難に立ち向かうボー(ホアキン・フェニックス)の姿を切り取ったもの。裸で街中を、ペンキまみれのパジャマで庭を、森の中を全力疾走したかと思えば入浴中には天井から男が降ってくる!? どちらもホアキン・フェニックスとアリ・アスター監督の最狂コンビが、観るひと全ての精神に挑戦状を叩きつけるような鮮烈な映像となっている。
さらに、本作をいち早く鑑賞した総勢10名の著名人から絶賛コメントも到着。ホラー界の鬼才、マンガ家・伊藤潤二は「受話器の向こうの母親の反応が怖すぎる。不安と恐怖と不条理に満ちた、地獄への帰省の物語」、シネマコンシェルジュとしても活躍し、映画愛にあふれる芸人・こがけんは「なんという恐怖のバリエーション!なんというストレスの解像度の高さよ!」、自身のYouTubeチャンネルの総再生回数が1億4千万回を超える注目のシンガーソングライター・コレサワは「ボーが可哀想すぎて面白い」「私は結構好き」、雑誌「CLASSY.」の大人気企画<着回しDiary>3月号(発売中)でのアリ・アスター監督との異色のコラボで大反響を呼んだ俳優・山崎紘菜は「飲み込まれてしまいそうになりました。終始心がざわざわ。全く新しい観劇体験でした」、大のホラー映画好きを公言する芸人・ゆりやんレトリィバァは「地獄です! 我々が一度は経験したことのある『最悪すぎて笑っちゃう状況』の最上級の連続です」と絶賛している。
さらに「ラブ ライブ!サンシャイン!!」の桜内梨子役はじめ、多数の人気作品のキャラクターを演じる声優・逢田梨香子は「まるで風邪を引いた時に見る悪夢のようでした」、ホラー映画を片っ端から取り締まる会社の代表取締役・ホラー映画取締役は「悪夢の連続に脳がクラッシュ」、ホラーと映画が大好きな映画感想屋声優・野水伊織は「アリ・アスターは、血の繋がりの恐ろしさを描くのが巧すぎる」と、それぞれ本作への想いを語っている。
2月16日(金)から開催される本作の公開記念ポップアップ「#ワタシはおそれている展」にも参加、コラージュ、イラスト、ぺインティング、立体、映像など、幅広い手法を用いて作品を制作し、渡辺直美、あいみょんとのコラボレーションなどでも話題のアーティスト・とんだ林蘭は「不思議な感覚に引き込まれ、観た後もしばらく頭に残ってしまう映画でした」、人工知能(AI)を用いてデータドリブンなデジタル作品や彫刻を制作するアーティスト・岸裕真は「もう一度世界と繋がりなおすための、美しい巡礼の物語です」とコメントを寄せている。
コメント全文・一覧は以下のとおり。
『ボーはおそれている』は2月16日(金)全国公開。
著名人コメント全文(敬称略・50音順)
★逢田梨香子(声優)
こんなに展開が読めない映画は初めてで、まるで風邪を引いた時に見る悪夢のようでした。
★伊藤潤二(マンガ家)
受話器の向こうの母親の反応が怖すぎる。
不安と恐怖と不条理に満ちた、地獄への帰省の物語。
アリ・アスター監督の秀逸なダークコメディの誕生!
★岸裕真(アーティスト)
わたしは一体なにを恐れているのか、それすらわからないことが一番怖いことなんだな、と思いました。もう一度世界と繋がりなおすための、美しい巡礼の物語です。
★こがけん(芸人)
なんという恐怖のバリエーション!なんというストレスの解像度の高さよ!
里帰りの道中にこれでもかと降りかかる災難のオンパレード。これはボーへの試練か、罰なのか?シークエンス毎に大胆に様変わりするテイストに翻弄され、ボーの不運っぷりを怖がるべきか笑うべきかも分からず、ボー然としていた初見。
次観るとき、僕は爆笑する気がする。
★コレサワ(シンガーソングライター)
「人生は近くで見れば悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ」という言葉があるけれど、まさにそれだった。ボーが可哀想すぎて面白い。不幸の中に散りばめられているジョークがとても好みだったので、私は結構好き。
★とんだ林蘭(アーティスト)
主人公の目的やトラウマは明確なのに、色々な境界線が曖昧に感じる映像表現で面白かったです。説明的であり説明的ではなく感じました。不思議な感覚に引き込まれ、観た後もしばらく頭に残ってしまう映画でした。
★野水伊織(映画感想屋声優)
鍵を閉めたかわからないまま家を出てしまったような感覚だ。
実家に帰るだけの旅路がこんなにも不安なのは何故か?わからない人は幸せなのだろう。
アリ・アスターは、血の繋がりの恐ろしさを描くのが巧すぎる。
★ホラー映画取締役
世界はこんなにも恐怖に満ち溢れている。そう思わせる悪夢の連続に脳がクラッシュした。浮き彫りになるのは母と息子のトラウマ物語。『ヘレディタリー/継承』からアリ・アスターは家族と恐怖をじっくりコトコト煮込んでる。そしてアリ・アスターとホアキン・フェニックス、混ぜるな危険。
★山崎紘菜(俳優)
ボーの恐れがどんどん自分に伝播してきて、飲み込まれてしまいそうになりました。
終始心がざわざわ。全く新しい観劇体験でした。
★ゆりやんレトリィバァ(芸人)
“ボーはおそれている”って、誰でもおそれるだろという事ばかりが襲いかかってきます! 地獄です! 我々が一度は経験したことのある『最悪すぎて笑っちゃう状況』の最上級の連続です。 ボー観者の私たちも、おそれざるを得ませんッ!
ボーはおそれている
2024年2月16日(金)全国公開
監督・脚本:アリ・アスター
出演:ホアキン・フェニックス、ネイサン・レイン、エイミー・ライアン、パーカー・ポージー、パティ・ルポーン
原題:BEAU IS AFRAID
© 2023 Mommy Knows Best LLC, UAAP LLC and IPR.VC Fund II KY. All Rights Reserved.
配給:ハピネットファントム・スタジオ
|R15+|2023年|アメリカ映画|
この記事が気に入ったらフォローしよう
最新情報をお届けします
Twitterでフォローしよう
Follow WEEKEND CINEMA