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スティーヴン・キングの原作を『ドクター・スリープ』を手掛けたマイク・フラナガン監督が映画化し、第49回トロント国際映画祭では最高賞の観客賞を受賞した『サンキュー、チャック』が5月1日(金)より全国公開。このたび、トム・ヒドルストン演じる主人公チャックことチャールズ・クランツのダンスシーンをまとめたスペシャル映像が解禁された。

本予告映像やメイキング映像が解禁されるたびに注目が高まっている本作の圧巻の“ダンスシーン”。今回解禁された映像では、ベンジャミン・パジャック演じる少年期のチャックから、トム・ヒドルストン演じる大人のチャックまで、その39年の人生と共にあった本作の核心でもあるダンスシーンが映し出されている。

映像冒頭、少年期のチャックが、キッチンに立つ『フェリスはある朝突然に』(86)のヒロイン役で知られるミア・サラ演じる祖母から、82年リリースのワン・チャンによる「ダンス・ホール・デイズ」にノッて「ほら 一緒に踊ろう」と、手を差し出される。まるで“世界”の始まりを告げるかのような魔法の言葉からチャックのダンスの幕が上がる。キッチンという舞台で祖母と共に踏んだ数々のステップは、やがてその舞台をダンスパーティーの大勢の観衆の輪の中へと移し輝き始める。

本作で少年チャックを演じたベンジャミン・パジャックは、ヒュー・ジャックマンと共演したミュージカル「ザ・ミュージック・マン」でブロードウェイデビューを果たし、2022年にシアター・ワールド・アワードを受賞。ミュージカル上がりのフレッシュなダンスが本作でも一際印象的な名シーンを演出している。

また、チャックと共に華やかなプロムでダンスをしたキャット・マコイを演じるトリニティ・ジョー=リー・ブリスは、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』のトゥク役として映画デビューを飾った新星。スペンサー・デイヴィス・グループの66年のヒット曲「ギミー・サム・ラヴィン」で踊る若手2人による瑞々しく輝かしいダンスは本作の必見ポイントの一つ。ベンジャミン・パジャックとトリニティ・ジョー=リー・ブリスが見つめ合うその身長差にもときめき必至。

また、学校でのダンスパーティーで披露した“ムーンウォーク”は、大人チャックのムーンウォークへと繋がり、今度はチャックから「Let’s dance」という言葉と共に、観衆の一人であった女性(アナリース・バッソ)へ手を差し出す。トム・ヒドルストンとアナリース・バッソによる華麗で秀逸なダンスのリズムを支えるドラマー、テイラー・フランクを演じるのは、「The Pocket Queen」ことテイラー・ゴードン。ニューオーリンズ出身で、グラミー賞にノミネートされたほか、ビヨンセやハリー・スタイルズのステージにも立つ注目のドラマーだ。2歳の頃からドラムを叩いてきた天性が光るパワフルでエッジの効いたリズムとサウンドを奏でるエネルギーに満ち溢れたオリジナルの伴奏がチャックたちのダンスを一層盛り立てる。

そんな第2章の広場でのダンスシーンを、本作の宣伝アンバサダーである斎藤工は「今という生を豊かに感じると言う意味ではダンスシーンは、生きる喜びのような第2章」と表現。続けて「『大道芸人最高』という章は、本当に最後まで「生きるってなんだろう」ということを、セリフではなく感覚的に教えてくれる。これは映画館で体感することによって感じられる、本作の生きる喜びなんじゃないかなと思います」と映像が表現する“生の賛歌”とトム・ヒドルストンの演技に太鼓判を押した。

ただのステップではなく、祖母から受け継ぎ、喜びと幸せに満ちた39年の人生そのものを表した鮮烈なダンスの系譜をまとめたスペシャルな本映像。数々のキャスト、登場人物が紡ぎ出すチャックの人生と本作のダンスにますます期待が高まる。

圧巻のダンスシーンをまとめたスペシャル映像の公開にあわせて、主演を務めるトム・ヒドルストンのインタビューが到着。先日、トム・ヒドルストンは日本のために時間を縫ってインタビューを承諾。オンラインでメディアに向けて元気な姿を見せてくれた。「日本が大好きだ」と語り2年前に来日した大阪コミコンの思い出話も。そんなトム・ヒドルストンがスペシャル映像でまとめられたダンスシーンの裏側について、ダンスに込めた思いからキャストとの共演エピソードまで熱く語った。

トム・ヒドルストン インタビュー

◆チャックの心情を表すようなダンスシーンが印象的でした。ダンスに込めた想いはなんですか?

1番重要だと思っていたのは、あの瞬間におけるチャックの「両面性」を表現することです。チャックは周りから見れば、ビジネスマンらしいスーツを着て、バッグを持って仕事に向かっている、何か特別なことがないような、ただの中年の柔和な男性会計士のように見えると思います。でも、ある何気ない午後に、ストリートパフォーマンスをしているドラマーの横を通る時、彼が子供の頃に持っていたもの、つまり、ダンスがほんとに好きだった頃の自由とエネルギーを思い出すんです。バッグを置いていきなり、爆発的に踊り始める。あの瞬間に彼の“生きる力”が爆発するんです。そして、その自由はもしかしたら、子供の頃よりもはるかに超えたエネルギーや、自由、生命力といったものを持って踊っていたと思います。彼の魂や、魂の深みというものが、身にまとったスーツから溢れ出し爆発的に表現される。それは喜びに溢れていて、ドラマーや一緒に踊るダンサー、周りで見ている観衆にもそのエネルギーが伝播して、「魔法の瞬間」が起きます。外見はある種平凡で静かだけれど、内面は自由で、炎とその命と、そして喜びに溢れていなければいけなかったんです。そんな「両面性」を特に意識しました。

◆マンディ・ムーアとアナリース・バッソ、ドラムのテイラー・ゴードンとのタッグはいかがでしたか?印象的なエピソードがあったら教えてください。

素晴らしいシークエンスですよね。マンディは本当にもの凄く腕のいい振り付け師で、彼女がダンスシーンの振り付けをしてくれたんです。僕はマンディとロンドンで集合して、アナリースとテイラーがロスの方で準備していたのですが、離れて練習をするのには限界があって、やっぱり一緒に同じ空間でやらなければいけなかったんです。当時、僕は父になったばっかりで、マンディやアナリースたちがみんな1週間ロンドンに来てくれたんです。そして、ダンスシーンを作るために、ロンドンのスタジオで1週間リハをやりました。9月の月曜日の朝でした。夏季休暇がちょうど終わった時期で、子供たちは学校に戻って、みんな仕事に戻っていく中、アナリースと僕はそのダンスのスタジオで、朝の9時に空を飛んでるような感じだったんです。窓の外には、通勤してる人たちや、ロンドンのバスとかが見えて「僕たちの人生はこの人たちと全然違うんだ」って感じました。バスに乗ってる人たちからはダンススタジオが見えるらしくて、あの人たち何やってんのかなって思われたと思うけど、本当に楽しかったですね。

でも、挑戦でもありました。いろんなダンスが組み合わされていて、サルサもあるし、サンバもあるし、ポルカ、ボサノヴァもあって、ジーン・ケリーや、アステア、ロジャーズ、マイケル・ジャクソンたちのステップのオマージュもありました。

4日間撮影して、38テイク、途中からはできないので最初から最後まで全部やりました。監督がずっとカメラを動かしていて、ダンスを撮影する時に、昔のミュージカルみたいなカメラワークで撮ろうとしていて、それで時には私たちの周りをカメラが踊るように動いたり、あるいは間に入ってきたり、一緒に僕らと踊っているような感じで、8月のアラバマの暑い中、4日間ずっと頭からお尻までのテイクを撮りました。そして、スタッフがお昼へ行っても、食べてしまうとお腹いっぱいで踊れないので、アナリースと僕は食べる食欲も全くなくて。アナリースは足を氷のバケツに突っ込んで、僕は一生懸命背中を伸ばしていました。そして2人で目が合って「なんかほんとにダンサーみたいだな」って思ったことを覚えています。

◆少年時代を演じたベンジャミン・パジャックのダンスを見て、どう感じましたか?彼は手の動きから顔の使い方までトムのダンスを取り入れたと話しています。

ベンジャミンはほんとにすごい才能ですよね。圧倒されました。オープンで、正直で、勇気があって、自由で。とにかく彼の恵まれた天性の才能を、とてもオープンな心と好奇心を持って表現する本当に生き生きとした男の子で、パフォーマンスも本当に秀逸でしたね。そして僕をほんとに見てたんだなって思いました。“チャック”としてのパフォーマンスが繋がっていくので、僕の動きを、僕自身全く意識してないところまで彼は模倣してくれたんです。ダンスの中で僕がやったちょっとした動きを自分のパフォーマンスに持ち込んでいて、若いチャックと大人のチャックを組み合わせてくれて、成熟した1人の職人技だという風に思いました。

あんなに若いのに、本当にスマートでそしてすごく才能がある。本当に美しいパフォーマンスでした。

まとめ(注目ポイント)

  • 映画『サンキュー、チャック』5月1日(金)全国公開スティーヴン・キング原作×マイク・フラナガン監督が贈る、トロント国際映画祭・観客賞受賞の感動作。
  • 人生の喜びを表現した「魂のダンスシーン」特別映像解禁少年期から大人(トム・ヒドルストン)へと繋がる、39年の人生の系譜を表した圧巻のダンスシークエンスを公開。
  • トム・ヒドルストンが日本のファンへ語る特別インタビュー猛暑の中で挑んだ38テイクにも及ぶダンス撮影の過酷な裏側と作品への想いを熱弁。
作品情報

サンキュー、チャック
2026年5月1日(金)新宿ピカデリー他全国ロードショー

STORY
ついに世界は終わろうとしていた。次々に起こる自然災害と人災が地球を襲い、ネットもSNSも繋がらなくなったその時、街頭やTV、ラジオに突如現れたのは、「チャールズ・クランツに感謝します。素晴らしい39年間に、ありがとう、チャック」という広告だった。チャック(トム・ヒドルストン)とは何者なのか? 感謝の意味は何なのか? その答えを知る者は誰もいない。恐怖に駆られた高校教師のマーティ(キウェテル・イジョフォー)は別れた妻のフェリシア(カレン・ギラン)に会おうと家を飛び出すが、誰もいない街はチャックの広告で埋め尽くされていた。無事に出会えた二人は、星空を眺めながら刻々と近づく終末を感じ固く手を握り合う――が、場面は一変、広告の男・チャックの視点へと移り変わり…。

出演:トム・ヒドルストン、キウェテル・イジョフォー、カレン・ギラン、ジェイコブ・トレンブレイ、マーク・ハミル
監督・脚本:マイク・フラナガン『ドクター・スリープ』   
原作:スティーヴン・キング
配給:ギャガ、松竹

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公式サイト https://gaga.ne.jp/thankyou_chuck/

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