トニー賞4冠(作品賞、楽曲賞、振付賞、編曲賞)とグラミー賞ミュージカルアルバム賞を受賞した傑作ミュージカルを映画化した『イン・ザ・ハイツ』が7月30日(金)より公開。このたび、重力に逆らい壁の上で繰り広げられるダンスに息をのむ驚異のミュージカル・シーンの本編映像が解禁となった。

コーリー・ホーキンズとレスリー・グレースがデュエットするロマンチックなシーン

FOX NEWS、バラエティ紙、タイム誌など全米の名だたるマスコミがこぞって「今年最も観たい映画」に挙げ、はやくもアカデミー賞最有力とのレビューが出るなど高い評価で、全米大ヒット公開中の本作が、ついにこの夏日本でも公開される。

メガホンを取ったのは、キャストがほぼ全員アジア人にも関わらず全米3週連続第1位を記録し異例の大ヒットとなった『クレイジー・リッチ!』のジョン・M・チュウ。傑作舞台に、映画ならではのスケールとカラフルな映像美そして今日の世界の社会情勢を反映した大胆なアレンジを加え、新たなミュージカルの名作を生み出した。若者たちの夢と、逆境に立ち向かう街の人々の絆を乗せた歌と圧巻のスケールのダンス。ニューヨークの片隅の街から今の世界に響き渡る歌と熱い夢が魂を揺さぶる、感動のミュージカルだ。

このたび解禁されたのは、ベニー(コーリー・ホーキンズ)とニーナ(レスリー・グレース)のデュエットシーン。夕焼けが照らすジョージ・ワシントン・ブリッジをバックにベランダで自分たちのこれからを楽曲「When The Sun Goes Down」にのせて歌いあう。

突然ベニーが建物の壁に足をかけ、歩き出す。ニーナもベニーから差し出された手を取り、ふたりで壁の上をダンス♪ 重力に逆らい、ふたりで壁を駆け上がっていくという、マジカルでロマンチックなシーンだ。

「仕組みはフレッド・アステアが『恋愛準決勝戦』で披露した有名なダンスシーンと同じなんだ」

本作の振付を担当したクリス・スコットはこのシーンの撮影秘話を次のように明かしている。

「ここだけの秘密で、どうやって撮影したか教えてあげるよ。仕組みは、フレッド・アステアが『恋愛準決勝戦』(1951)で披露した、床と壁と天井の4面を使った有名なダンスシーンと同じなんだ。カメラとセットの壁が固定されていて、同時に回転する仕組みになっている。『恋愛準決勝戦』のシーンは屋内だったけれど、本作では外壁で踊るようにデザインされているんだ。このシーンのダンスは、アニメーションなどは加えられず、本当に全て踊っているんだよ! 難しかったのは、実際に回転するセットを使って練習ができる時間が限られていたので、テーブルを逆さまにして階段に見立てたりして、『多分こんな感じになる』と想像しながら作り上げなくてはならなかったところだ。このような難しいシーンの撮影を成功させることができたのは、長年一緒に仕事してきた僕と、ジョン・M・チュウ監督と、撮影監督のアリス・ブルックスのお互いへの信頼があったからなんだ。ジョンとアリスは僕を振付師として信頼してくれている。僕は撮影監督のアリスが、僕のビジョンをカメラで捉えてくれていると信頼しているからね」。

対してこの難しいシーンを実際に演じたレスリー・グレースは「本当に大変なシーンだった」と振り返る。「まるで遊園地の乗り物に乗っているような感覚だったの! 壁のセットが完成するまで、リハーサルもできなかったから、映画の中でも最後に撮影されたシーンよ。ベニーとニーナにとっての大切なシーンだから、成功させるために、コーリーと私は愛と努力を沢山注いだわ。今までこんな風に踊ったことがなかったから、大変だったけれど、クリス・スコットのおかげで無事成功させられた。私たちの体の一部は、まだあのセットの上にあるんじゃないかって言うぐらい、身を粉にして頑張って、努力の甲斐があるシーンになったわ」。

往年の名作ミュージカルへのオマージュも込められ、スタッフ・キャストが一丸となって取り組んだ、劇中屈指のロマンチックなシーンの全容は是非劇場で楽しもう。

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作品情報

イン・ザ・ハイツ
2021年7月30日(金) 全国ロードショー

【STORY】
ニューヨーク、“ワシントン・ハイツ”は、道端に置かれたラジカセ、アパートの窓、カーラジオなどからいつも音楽が流れる、実際にある賑やかな移民の街。その街で育ったウスナビ、ヴァネッサ、ニーナ、ベニーはつまずきながらも自分の夢に踏み出そうとしていた。ある時、街の住人たちに住む場所を追われる危機が訪れる。これまでも幾度と様々な困難に見舞われてきた彼らは今回も立ち上がるが―。突如起こった大停電の夜、街の住人達そしてウスナビたちの運命が大きく動き出す。

■監督:ジョン・M・チュウ(『クレイジー・リッチ!』)
■製作:リン=マニュエル・ミランダ(『モアナと伝説の海』作曲/歌、ミュージカル「ハミルトン」) 
■出演:アンソニー・ラモス(『アリー スター誕生』)、コーリー・ホーキンズ(『キングコング:髑髏島の巨神』)、レスリー・グレース(シンガーソングライター/歌手)、メリッサ・バレラ(『カルメン』)、オルガ・メレディス(ミュージカル版「イン・ザ・ハイツ」)、ジミー・スミッツ(『スター・ウォーズ』シリーズ)
■全米公開:2021年6月11日
■原題:In the Heights
■配給:ワーナー・ブラザース映画

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