史上最も残虐なダーク・ヒーローの活躍を描く『ヴェノム』の続編『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』が9月に全米公開(日本2021年公開予定)。このたび主演のトム・ハーディが『ヴェノム』シリーズ第3弾の可能性について語り、宿敵同士のヴェノムとスパイダーマンの戦いを実現させたいことを明かした。

"Tom Hardy" by Gage Skidmore is licensed under CC BY-SA 2.0
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は、スパイダーマンの宿敵として知られるヴェノムを主人公とした大ヒット作『ヴェノム』の3年ぶりの続編。今度は“大殺戮”を意味する凶悪ヴィラン、カーネイジが本格登場する。主人公ヴェノム役で続投するトム・ハーディは今回脚本にも深く関わり、初めて「story by」としてクレジットされている。
エスクァイア誌のインタビューに応じたハーディは『ヴェノム』の3作目をすでに計画していることを認め、次のように語った。
「3作目のことも考えています。同時に脚本を書く必要があると思うので。2作目が成功しないとゴーサインは出ませんが、スタジオは2作目に“とてもとても”満足していました」
さらにハーディは今後の構想として、ヴェノムとスパイダーマンの対決を実現させたい考えも明かした。ただしスパイダーマンは現在マーベル・シネマティック・ユニバースでトム・ホランドが演じているため、実現するには権利問題をクリアする必要がある。
「双方がその気になれば、そして双方にとって有益であれば、それができない理由はありません。私はその可能性に向かって、両手を広げて強く願っていますし、そのためにはビジネスとして正しい範囲で何でもしますよ」