『IT/イット』『アナベル』のニューライン・シネマ製作、全世界興収2200億超えの「死霊館ユニバース」待望の最新作『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』が10月1日(金)に公開。このたび、ユニバースの生みの親であるジェームズ・ワンが新作に込めた想いを語ったコメントが到着。さらには最新作の公開を記念して、6週連続で『死霊館』ユニバース各作品の冒頭映像を公式SNS・ワーナーホラー部(@horror_ent)で特別に公開する『死霊館』ユニバース解禁祭りの開催も決定。これを機に改めて「死霊館」ユニバースの歴史をおさらいしてみよう。
最強の心霊研究家・ウォーレン夫妻が数々の心霊現状に立ち向かう人気ホラーシリーズで、世界興行収入が2200億円を突破した『死霊館』ユニバース。2013年に世界を恐怖の渦に陥れて以来、『アナベル』シリーズや『死霊館のシスター』へと拡張を続け、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のように進化を続けてきた。最新作『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』は全世界32ヵ国でNo.1スタートを切り、とうとう今秋日本に上陸を果たす。
ユニバースの生みの親であるプロデューサー、ジェームズ・ワンは本作を制作するにあたり、「『死霊館』シリーズの次の映画では、最初の2作と明確に違う何かが必要だと感じていた」と語っている。
これまで実話をベースに作られてきた『死霊館』シリーズだが、本作で新たなステージへ到達したようだ。「犯罪を調査し解決するエドとロレインの世界観をもっと深く探りたいと、『死霊館 エンフィールド事件』のセットでパトリック(・ウィルソン)とベラ(・ファーミガ)に言ったんだ。彼らもそのアイデアには興奮していたよ。だから、エドとロレインが“館”を飛び出して旅をし、警察の手伝いをする事件を調べてみようかなと思ったんだ」と今回の舞台は“死霊館”にとどまらないことを示唆する。
さらに「調査が行われて、映画は典型的な探偵スリラーとなっている。エドとロレインのウォーレン夫妻を既に知っているファンにとっては、物語のミステリーを暴こうとする彼らと一緒に冒険に繰り出すことを今まで以上に楽しんでもらえると思う。それが本作のユニークで面白いところだと思うよ」と明かしている。ウォーレン夫妻と一緒に謎を解いていくアトラクション感覚も味わえるようだ。
SNS上では、すでに多くの“ユニバース”ファンから「やっとの続編!しかもメインストーリー!映画館行くしかない!」「死霊館ってただ怖いだけじゃなくて、愛とかテーマになってるから地味に泣けるのよね。新作も絶対泣ける」などの期待の声や、すでに公開されている海外では「間違いなく最高傑作!!」などの声が多くあがっている。
さらに本作の公式SNS(@horror_ent)では、『死霊館』ユニバース・ファンへの感謝を込めて、過去作の冒頭映像or特別映像を、毎週金曜にSNS上で公開する企画「冒頭映像解禁祭り」を開催中。これまでのユニバース最恐の歴史を少しだけ見せている。さらには、6つの映像の中にあるキーワードを集めると、抽選で最新作の試写会があたるキャンペーンも実施。こちらの企画は先週8月13日(金)から開催中で、第一弾として『アナベル 死霊人形の誕生』の冒頭映像が公開されているので、ぜひチェックしてみよう。
『死霊館』(2013年)ユニバース第一弾。ウォ―レン夫妻が挑む、古びた一軒家に隠された秘密とは
『アナベル 死霊館の人形』(2014年)連鎖する恐怖。世界で最も危険な死霊人形の真実。
『死霊館 エンフィールド事件』(2016年)史上最も長く続いたポルターガイスト現象!
『アナベル 死霊人形の誕生』(2017年)“実在する”死霊人形は、こうして生まれた――。
『死霊館のシスター』(2018年)すべての元凶。その恐怖の始まりを描く原点!
『アナベル 死霊博物館』(2019年)ウォーレン夫妻の愛娘が体験する、背筋も凍る、“おるすばん”。
『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』(2021年10月1日(金)公開)
(※公開年)
『死霊館のシスター』(1952年)※ストーリー上の年代
すべての元凶であり、恐怖の始まりを描く原点。1952年、ルーマニアの修道院でひとりのシスターが自らの命を絶つ。不可解な点の多い自殺に教会はバーク神父と見習いシスターのアイリーンを修道院へと派遣する。二人はこの事件を追うにつれ、修道院に隠された秘密とともにいまだかつてない恐怖“悪魔のシスター・ヴァラク”と対峙することになる。ロレイン・ウォーレンを演じたベラ・ファーミガの妹、タイッサ・ファーミガがアイリーン役を務める。
『アナベル 死霊人形の誕生』(1958年)
メインストーリー『死霊館』の冒頭で登場した、史上最も呪われた“実在する”死霊人形アナベル。その誕生の秘密と恐怖のはじまりを描く。舞台は、12年前に幼い愛娘を亡くす悲劇に見舞われた人形師とその妻が暮らす館。そこへやって来た孤児院の6人の少女たちとシスター。新生活に心躍らせる彼女たちだったが、家の中には不気味な雰囲気が漂っていた。呪いの封印を解かれたアナベルは少女たちに次々と襲い掛かる。逃げても、捨てても、憑いてくる彼女からは逃れられない。一目見ただけで強烈なインパクトを残す彼女は、現在アメリカ、コネチカット州のオカルト博物館に厳重に保管され、月に2回、神父が祈禱しているという。
『アナベル 死霊館の人形』(1970年)
『アナベル 死霊人形の誕生』の続編。アナベル人形の持ち主が変わっても恐怖は連鎖していく。ジョン・フォームは、わが子の誕生を控えた妻のミアに、ビンテージ人形をプレゼントする。だが、幸せに満ちた日々は、思わぬ事件で打ち砕かれる。隣家の夫婦を惨殺したカルト信者の男女が、ミアに襲い掛かったのだ。男は警官に射殺され、女はミアの人形を抱いて自殺するが、その日を境に次々と奇妙な出来事が起こり、原因不明の火事に発展する。幸いにも無事に救出されたミアは女の子を出産し、家族は血塗られた家を出る。ところが引っ越しの荷物から捨てたはずの人形が現れる。世界で最も危険な死霊人形の真実が描かれる。
『死霊館』(1971年)
1971年、ロードアイランド州ハリスヴィル。野中にポツンと建つ古びた一軒家に、ロジャーとキャロリンのペロン夫妻と5人の娘たちが引っ越して来た。一家は新しい生活に胸を躍らせるが、翌朝から様々な異変が一家を襲い始める。室内は外よりも寒く、死臭が漂い、家中の時計が全て3時7分で止まり、キャロリンの身体には原因不明の痣が浮かんだ。 “何か”の存在を確信したキャロリンは、数々の心霊現象を解決して来たウォーレン夫妻に助けを求める。『死霊館』ユニバースの記念すべき1作目にして、メインストーリー『死霊館』シリーズ第1弾。心霊研究家ウォーレン夫妻は実在する。夫のエドはカトリック教会が唯一公認した非聖職者の心霊研究家であり、妻のロレインも透視や霊視能力を持ち、警察の捜査に数多く協力してきた。
『アナベル 死霊博物館』(1972年)
『アナベル』シリーズ第3弾。心霊研究家ウォーレン夫妻の家に、アナベル人形が運び込まれた。アナベルは地下の“博物館”で、他の呪われし品々とともに厳重に封印された。夫妻が仕事で家を空ける、ある日。娘のジュディは年上の少女のメアリー、ダニエラの3人で一夜を過ごすことに。しかし、ダニエラが“警告 決して触るな”と書かれた博物館に勝手に入り込み、アナベルの封印を解いてしまう。それは、少女たちの想像を絶する悪夢のはじまりだった。ジェームズ・ワンは本作を「これはアナベル版ナイトミュージアムさ!」と紹介している。
『死霊館 エンフィールド事件』(1977年)
メインストーリー「死霊館」シリーズ第2弾。舞台はロンドン北部エンフィールド。正体不明の音・不穏な囁き声・人体浮遊など数々の不可解現象に苦しむ少女ジャネットと4人の子を育てるシングルマザーを救うためウォーレン夫妻は再び恐怖の元凶と対峙することとなる。描かれる「エンフィールド事件」は“史上最長期間続いたポルターガイスト現象”として心霊史に残る悪名高き事件で、人々は“ポルターガイスト”という言葉と、その恐ろしさを知ることとなった。
『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』(1981年)
メインストーリー「死霊館」シリーズ第3弾となる全世界待望の最新作。1981年、アメリカ コネチカット州ブルックフィールド。被告人(当時:19歳)は家主を刃物で22回刺し殺害。証言台で被告人は、悪魔に取り憑かれていたことを理由にまっこうから無罪を主張。姿なき存在を証明するため、心霊研究家ウォーレン夫妻が立ち上がる。事件の真相を暴く手がかりは、現場に残された3本の凶悪な爪痕、若い女性の水死体、黒いバラ、謎のトーテム、破かれたウォーターベッド。「史上最もセンセーショナルだった」とウォーレン夫妻が語る、全米が震撼した前代未聞の実話を描く。ミステリーとスリルが一体となったドラマは、愛のために戦う人々の熱気も相乗して驚愕の事実が判明するクライマックスまで目が離せない。
死霊館 悪魔のせいなら、無罪。
2021年10月1日(金)全国公開
STORY
1981年、家主を刃物で22度刺して殺害した青年は、悪魔にとり憑かれていたことを理由に「無罪」を主張した。被告人の供述は一貫して「ぜんぶ、悪魔のせい。」法廷に神が存在するなら、悪魔も存在するというのだ。殺したのは、人か?それとも…!?姿なき存在を証明するため、心霊研究家ウォ―レン夫妻が立ち上がる。被告人を救うため、手がかりをもとに、警察に協力し捜査をすすめる彼らだったが、とてつもなく邪悪な〈何か〉に極限まで追い詰められていくー。 果たして、ウォーレン夫妻は次々と襲い掛かる恐怖に打ち勝ち、「その存在」を一体どうやって証明するのか? アメリカ史上初、前代未聞〈すべて実話〉の殺人事件。衝撃の真相がついに明らかになる―。
監督:マイケル・チャベス(『ラ・ヨローナ ~泣く女~』
製作:ジェームズ・ワン(『死霊館』『ソウ』『ワイルド・スピード SKY MISSION』『アクアマン』)
ピーター・サフラン (「死霊館」ユニバース 全作でコラボレーション)
脚本:デイビッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリック(『死霊館 エンフィールド事件』『エスター』『アクアマン』)
出演:パトリック・ウィルソン、ベラ・ファーミガ、ルアイリ・オコナー、サラ・キャサリン・フック、ジュリアン・ヒリアード
製作:ニューライン・シネマ
2021年 アメリカ映画/2021年 日本公開作品/原題:THE CONJURING: THE DEVIL MADE ME DO IT
上映時間:112分/スコープサイズ/2D /5.1chリニアPCM+ドルビーサラウンド7.1(一部劇場にて)
字幕:佐藤真紀/映倫区分:R15+
配給:ワーナー・ブラザース映画
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公式サイト:shiryoukan-muzai.jp
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