1950年代~60年代のディズニーのファミリー向け映画に多数出演した元ティーンスター、トミー・カークが2021年9月28日死去したことを友人の俳優が公表した。

"Tommy Kirk" by Myrna Litt is licensed under CC BY 2.0

トミー・カークは55年にテレビシリーズ「ミッキーマウス・クラブ」のメンバーになり、57年の『黄色い老犬』はじめ、59年の『ボクはむく犬』、60年の『南海漂流(スイス・ファミリー・ロビンソン)』、61年の『うっかり博士の大発明 フラバァ』などに次々出演。その後も『フラバァ・デラックス』(62)『パリよこんにちは!』(63)などディズニー作品に出ていたが、64年に薬物のスキャンダルが発生。ほかにも『パジャマ・パーティ』(64、日本未公開)『火星人大来襲』(66)『グランドレース』(69)などで芸域を広げていたものの、その後低迷し半引退状態に。

『フラバァ・デラックス』
Walt Disney Pictures, Public domain, via Wikimedia Commons

のちにインタビューで、21歳の時未成年の少年と関係したことがディズニーに発覚した事実も明かし、映画業界からブラックリストに載せられたことも語っている。だが近年は俳優業をセーブしてラスベガスで清掃会社などを経営して成功していたといわれている。

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