スウェーデンの若き環境活動家グレタ・トゥーンベリの素顔に迫ったドキュメンタリー映画『グレタ ひとりぼっちの挑戦』に、映画コメンテーターのLiLiCo、映像ジャーナリストの伊藤詩織、環境アクティビストの小野りりあんをはじめとする著名人から推奨コメントが到着した。また、地球にやさしい豪華景品が当たる「Twitter感想投稿キャンペーン」の実施も決定した。
本作は、2019年のフォーブス誌にて“世界で最も影響力のある女性”に選出、同年のタイム誌でも“今年の人”として紹介された、世界でもっとも有名な若き環境活動家グレタ・トゥーンベリの素顔に迫ったドキュメンタリー映画。気候問題に関する専門的知識と揺るぎない覚悟を持ち、国連総長アントニオ・グテーレスやフランスのマクロン大統領、ローマ教皇など世界のリーダーらと議論を重ねていく様をもっとも身近なところで寄り添うように捉えていくと同時に、世界から注目を集める1年以上前から彼女に密着し、犬や馬と戯れるリラックスした姿のほか、アスペルガーの症状について冷静に自身で分析する姿、重圧と向き合い葛藤する姿、彼女の様々な行動を支える家族の姿も映し出していく。
このたび、公開に先駆けて本作を鑑賞した著名人、専門家、環境活動家などから推奨コメントが到着。グレタと同じくスウェーデン出身の映画コメンテーターLiLiCoは「小さな国の小さな女の子が本気で考えて、そして行動して、自分の言葉に責任を持って、大人たちを冷静に見つめた結果、世界を変えた!でも彼女にとってはこれからでしょうね。。」とグレタの行動力を称賛しながらも、気候危機が今もなお進行中の深刻な問題であることを再認識させるコメントを寄せた。
映像ジャーナリストの伊藤詩織は「彼女はヒーローでも政治家でもない。彼女はグレタ。自分の信じる道をしっかりと生きている。私たちはどうだろう? 彼女の目から見える世界を少しでも体感できるこの映画と出会えてよかった。それがドキュメンタリーの美しさだ思う」と、決してグレタが特別なわけではなく私達も同じように考え行動する必要があると気づかせるコメントで本作を推奨。
また、気候危機についての情報発信に加えハンガーストライキなどの積極的なアクションも行う気候アクティビストの小野りりあんは「子供からティーンへと成長していく彼女を支える家族の姿にも感動です。ぜひ、家族、友達とみてほしい作品」と、本作で映し出されている貴重なグレタとその家族の姿についても称賛。
その他にも、グレタの訴えに対する応答として書籍「人新世の『資本論』」を執筆した経済思想家の斎藤幸平、SNSでサステナブルな情報やライフスタイルを日々発信しているスタイリスト・ライターのベイカー恵利沙やモデルの中島沙希、気候変動に関する政府間パネルIPCCの執筆者の一人でもある気候科学者の江守正多、国連広報センター(UNIC)所長の根本かおる、NPO気候危機対策ネットワーク代表の武本匡弘からのコメントも到着した(コメント一覧は以下にて)。
また、本作の公開を記念して、地球にやさしい豪華景品が当たる「Twitter感想投稿キャンペーン」の実施も決定。詳細は公式ページ、公式Twitterにて。
SDGsへの関心が高まる今だからこそ知りたい。爽やかな余韻の中に深く思いを巡らせるドキュメンタリー『グレタ ひとりぼっちの挑戦』は、いよいよ10月22日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開。
推奨コメント一覧(敬称略/順不同)
LiLiCo(映画コメンテーター)
小さな国の小さな女の子が本気で考えて、そして行動して、自分の言葉に責任を持って、
大人たちを冷静に見つめた結果、世界を変えた!でも彼女にとってはこれからでしょうね。。
伊藤詩織(映像ジャーナリスト)
彼女はヒーローでも政治家でもない。彼女はグレタ。自分の信じる道をしっかりと生きている。私たちはどうだろう?
彼女の目から見える世界を少しでも体感できるこの映画と出会えてよかった。それがドキュメンタリーの美しさだ思う。
小野りりあん(気候アクティビスト)
生きれる未来がほしい。と立ち上がったグレタ。ゆるぎなくて聡明なスピーチの数々の裏では沢山の葛藤があったんだと知りました。
子供からティーンへと成長していく彼女を支える家族の姿にも感動です。ぜひ、家族、友達とみてほしい作品。
斎藤幸平(経済思想家)
グレタに違和感や嫌悪感を持つ人にこそ、この映画を見て欲しい。彼女の考えがはっきりとわかるはずだ。
そして、この深刻な気候危機を前に、彼女だけに戦わせてはならないということも。危機解決の責任は私たち大人にある。
ベイカー恵利沙(スタイリスト/ライター)
この映画の続編があることを切に願う。戦うグレタの言葉に世界がようやく聞く耳を持ち、気候変動を止めることが出来た、
と終わる第二作。私たちは、彼女をこのアクションのヒロインにして終わってはいけない。明日から生きる姿勢を正される、
この地球に生きる全ての人のためのドキュメンタリー。
中島沙希(モデル・「EF.」共同創設者)
初めは知らないことがあるのは当然。知らないことを知ろうとする。そう心掛けて生きてきた。自分にできることは何か。
私も行動に移した一人だ。彼女の挑戦をきっかけに、世界に変化が訪れることを願っている。そして、もっと変わりたいと思った。
江守正多(気候科学者)
世界の気候変動ムーブメントを一変させた彼女の等身大の姿。怒ってるグレタしか知らない人に見てほしい。
根本かおる(国連広報センター(UNIC)所長)
本質を突くグレタさんの言葉は、「地球を将来につないでいくために何をすべきか」と私たちに問い掛ける。
市民一人ひとりに世界を変える力があると、行動で示してくれると同時に、「荷が重すぎる」とまで語った葛藤を乗り越えた、
一人の少女の成長物語でもある。
武本匡弘(NPO気候危機対策ネットワーク代表)
地球の危機に立ち向かう行動に人生が変わってしまうほどの決意をした人達が世界中にいる、僕もその一人だ!
そしてその背中を押してくれたのは間違いなくグレタさんだ!
グレタ ひとりぼっちの挑戦
2021年10月22日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開
2018年8月、気候変動に対する政府の無関心に抗議するため、15歳のグレタはたったひとりでストックホルムにある国会議事堂前に座り込み、学校ストライキを始めた。自作の看板を掲げ、リーフレットを配りながら通行人の質問にも丁寧に答えるグレタ。毎週金曜日に行っていたこの行動は「Fridays For Future(未来のための金曜日)」と名付けられ、世界中の若者たちにも次第に浸透。たったひとりで始めたストライキは、数か月のうちに国内外へ広がる一大ムーブメントになっていった。その後、2019年にニューヨーク国連本部で開かれた気候行動サミットで涙ながらに強く訴えたスピーチでグレタはさらに世界的な注目を浴びる存在となっていく……。
出演:グレタ・トゥーンベリ、スヴァンテ・トゥーンベリ、アントニオ・グテーレス、エマニュエル・マクロン、アーノルド・シュワルツェネッガー、ドナルド・トランプ
監督・脚本:ネイサン・グロスマン 製作:セシリア・ネッセン、フレドリク・ハイニヒ 編集:ハンナ・レヨンクヴィスト、シャーロット・ランデリウス
音楽:レベッカ・カリユード、ヨン・エクストランド 脚本:ペール・K・キルケゴー、ハンナ・レヨンクヴィスト
2020年/スウェーデン/ドキュメンタリー/101分/ビスタ/5.1ch/原題:I AM GRETA 日本語字幕:石塚香
配給:アンプラグド
© 2020 B-Reel Films AB, All rights reserved.
公式サイト:greta-movie.com
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