『エンジェル ウォーズ』『バッドボーイズ フォー・ライフ』のヴァネッサ・ハジェンズが、 コロナ禍で撮影された新作映画『tick, tick…BOOM!:チック、チック…ブーン!』について語った。 パンデミックの最中にミュージカル映画を撮影するのは想定外の出来事の連続だったという。

ヴァネッサ・ハジェンズ
, CC BY-SA 4.0 https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0, via Wikimedia Commons
「残念な思いをすることは確かにありました」

『tick, tick…BOOM!』 は大ヒットミュージカル「RENT」を生み出したジョナサン・ラーソンの半自伝的な同名の舞台ミュージカルの映画化作品。ミュージカル「イン・ザ・ハイツ」「ハミルトン」原作・作曲・作詞を⼿がけたリン=マニュエル・ミランダの⻑編映画監督デビュー作だ。若きミュージカル作曲家、ジョン役でアンドリュー・ガーフィールドが主演を務める。

『ハイスクール・ミュージカル』シリーズでブレークしたヴァネッサは、「ジジ」でブロードウェイ・デビューを果たすなど、経験豊かなミュージカル女優でもあるが、それをパンデミックの最中に撮影するのは大変なことも多かったようだ。ポッドキャスト「Collider Ladies Night」に出演した彼女は次のように明かしている。

「『tick, tick…BOOM!』はパンデミックの最中に撮影したので大変でした。想定外の出来事ばかりでしたね。撮影の準備をしているときに、リン(監督)が“できることなら、みんなで順番に歌を歌ったり、即興的な演奏をしたりしたいところだけれど、規制やルール、安全のためにできません”という場面が何度もあって、残念な思いをすることは確かにありました」

それでもこのプロジェクトに参加できた喜びが、そうした困難を吹き飛ばしてくれたようだ。原作のジョナサン・ラーソンはミュージカル界の伝説的な人物の一人であり、彼女にとっても憧れの人だという。

「私はジョナサン・ラーソンの大ファンですし、このプロジェクトは本当に特別なものです。観客の皆さんは、おそらくこれまでに聴いたことのない曲を聴くことができますし、ジョナサンの心の中を覗くことができます。アンドリュー(ガーフィールド)は彼を見事に表現してくれました」

Netflix映画『tick, tick…BOOM!:チック、チック…ブーン!』は11⽉19⽇(⾦)よりNetflixにて全世界独占配信開始。⼀部劇場にて2021年11⽉12⽇(⾦)より公開される。

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