いよいよ今週末の公開を控える『ハロウィン KILLS』で主演を務めたジェイミー・リー・カーティスのインタビュー映像が到着した。日本だけのスペシャル映像で、ファンに日本語でメッセージを送っている。
本作は全米でNo.1ヒットを記録したホラー映画『ハロウィン』の続編。監督・脚本・製作総指揮を務めたのは、前作に引き続きデヴィッド・ゴードン・グリーン。主人公ローリー・ストロードを演じるのは1978年製作の『ハロウィン』からシリーズを支え続けるジェイミー・リー・カーティス。そしてローリーの娘カレン役のジュディ・グリア、孫娘アリソン役のアンディ・マティチャックも続投し三世代でブギーマンに立ち向かう。
完成作に満足しているというジェイミーは「デヴィッド(監督)は、映画オタク。彼は、三部作を作るならば、真ん中の映画はすごく派手でなければならないと言っていた。ビッグで、うるさくて、上を行くものでないといけない、とね。ミュージカルにたとえるならば、これはシンバルの音がバンバン鳴るような、うるさい曲。それにノンストップ。続編として、それはとてもエキサイティングだと私は思う。これは退屈させない。退屈ではなく、強烈」と本作についてコメント。

『ハロウィン』(78)からのカムバックしたオリジナルキャストとの再共演については、「信じられなかったわ。カイル・リチャーズは8 歳だったのよ。8歳!私が19歳だった時、彼女は8歳だったの。今や私たちはどちらも歳を取った女性(笑)。彼女には子供が4人いる。彼女はビジネスで成功している。(再会は)とても素敵だった。感情的になった。みんな涙を流していたわ。お互いを見つめて“信じられる?あれだけの年月を経て、今、私たちはまた一緒にここにいるのよ”という瞬間があった。本当に美しい再会だったわ」と語る。

また、40年以上もの間『ハロウィン』シリーズに携わってきたジェイミーは、「『ハロウィン』は私の女優としての人生にすべてを与えてくれた。人生を生きている中で後ろを振り返ってみると、すべては何かにつながっている。あの映画は、私が女優になる、いえ、本当の女優になるチャンスをくれた。キャラクターを作り上げるチャンスも。そして映画が成功し、そのつながりで今の私がある。ジョン・カーペンターとデブラ・ヒルに感謝をしてやまないわ。彼らがいなかったら、今の私にあるものは、どれも存在しなかったのだから」と自身のキャリアに本シリーズが欠かせないことを感慨深げに述べた。
最後に、日本のファンに向けて「どうもありがとう!」と日本語で呼びかけるサービス満点なジェイミー。「みなさんのサポートに感謝します。この映画はすごくショッキングで、怖くて、超バイオレントなので、覚悟してくださいね。街と人々が抱えるトラウマを描く物語です。キャリアの初期の頃から、私には日本のファンがいてくれました。そのことには個人的にとても感謝しています。皆さんに神の思し召しがありますように。お気をつけて。この映画を楽しんでください」
そして「このシリーズのどれか1本で来日したいと願っているのだけれど。次かしらね」と来日を熱望した。次回作こそ来日実現なるか⁈
『ハロウィン KILLS』は10月29日(金)、TOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国公開。
ハロウィン KILLS
2021年10月29日(金)、TOHO シネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国公開
【STORY】マイケル・マイヤーズは生きていたー!! 40 年におよぶローリー・ストロード(ジェイミー・リー・カーティス)と“ブギーマン”ことマイケル・マイヤーズの因縁の戦いに決着がついたはずだった。しかし、悪夢は終わってはいなかった。ローリーが仕掛けたバーニングトラップから生還したマイケルは、過去を背負う街ハドンフィールドでさらなる凶行を重ねる。恐怖に立ち向かいブギーマンとの戦いを選ぶ者、その恐怖に耐えかね暴徒と化す者。果たして、ハドンフィールドの運命は!? そして、物語はついにブギーマンの正体に迫り、新たな展開を迎えるー!!
監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン 脚本:ダニー・マクブライド、デヴィッド・ゴードン・グリーン
製作:ジェイソン・ブラム、マレクアッカド 音楽:ジョン・カーペンター
製作総指揮:ジョン・カーペンター、ジェイミー・リー・カーティス、ダニー・マクブライド、デヴィッド・ゴードン・グリーン
出演:ジェイミー・リー・カーティス、ジュディ・グリア、アンディ・マティチャック、カイル・リチャーズ、ジェームズ・ジュード・コートニー、ニック・キャッスル、ディラン・アーノルドほか
2021 年/アメリカ/カラー/デジタル/英語/原題:HALLOWEEN KILLS/R-15
配給:パルコ ユニバーサル映画
© UNIVERSAL STUDIOS
公式サイト:HALLOWEEN-MOVIE.JP