『96時間』シリーズで演技派アクションスターの名を轟かせた“不屈の男”リーアム・ニーソン主演映画『アイス・ロード』の監督・脚本を務めたジョナサン・ヘンズリーのコメントが到着した。徹底したリアルへのこだわりなど貴重な撮影秘話を語っている。また新たな場面写真、メイキング写真も解禁された。

本作は『アルマゲドン』の脚本家ジョナサン・ヘンズリーが放つ決死のレスキュー・エンターテイメント。ワケありの人生から一発逆転を図ろうとする4人のドライバーが、26人の命を救うため極限のミッションに挑んでいく。主演は『96時間』シリーズで、演技派アクションスターとしての名声を獲得したリーアム・ニーソン。『フライト・ゲーム』で飛行機、『トレイン・ミッション』では通勤電車で暴れたリーアムが、今度は巨大トラックを華麗かつ完璧に操って観る者を魅了する。ほか、マーカス・トーマス、ローレンス・フィッシュバーン 、アンバー・ミッドサンダー といった実力派キャストが脇を固める。

脚本家として今まで『アルマゲドン』(98)『ジュマンジ』(95)『ザ・ロック』(96)『ダイ・ハード3』(95)など数々の映画史に残る名作を手がけているジョナサン・ヘンズリーは「不釣り合いな組み合わせの肉体労働者たちが一緒に旅に出るという概念に魅力を感じるんだ。あまりにも危険な旅なのでまともな動機の人はやらない。だが、そこに目的の異なる相容れない人たちが集まり一緒に旅に出る。そういうところに魅力を感じて映画を作ってきた」とこれまで手がけて来た作品にも通ずる本作の魅力を語っている。

また、撮影では氷の道も山道も街の中を走るシーンも全て徹底してリアルにこだわり、 劇中の18輪トラックは全て実機を使用した。「並外れた耐荷重を誇るフォードF-550に18輪トラックを載せてグライダーのようにけん引した。下層階に当たるフォードをスタントが運転し、上層階のトラックに俳優が乗り込む」と驚異の撮影方法を明かしている。この撮影方法によって運転シーンでグリーンバックは一切使用していないという。

「本作ではアクションシーンが次々と繰り広げられる。カーチェイスやドライバーの対立、トラックの爆発や沈没などだ。それを18輪トラックを使い本物の湖面で撮影したんだ。こうして撮影されたアクションシーンの映像によって、オリジナリティのある唯一無二の作品になった」と自信を滲ませている。

さらに、「リーアムの出演が決まり興奮したね。アメリカの映画界で貴重な存在だ。商業的な大作映画で演技力を発揮できるしアクション映画にも多く出てる。独特な道を歩んでいる俳優だ。両方を兼ね備えた俳優は多くはいないよ」と、本作には欠かせないリーアムの演技とアクションを絶賛している。
『アイス・ロード』 は11月12日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開。
アイス・ロード
2021年11月12日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
出演:リーアム・ニーソン ローレンス・フィッシュバーン
マーカス・トーマス アンバー・ミッドサンダー ベンジャミン・ウォーカー
監督・脚本:ジョナサン・ヘンズリー
原題:THE ICE ROAD/アメリカ/2021年/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/109分/字幕翻訳:林完治
提供:ギャガ、イオンエンターテイメント 配給:ギャガ
© 2021 ICE ROAD PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED