韓国公開7日連続ボックスオフィスNo.1大ヒットを樹立した映画『弁護人』のヤン・ウソク監督が放つ軍事エンターテインメント『スティール・レイン』よりメイキング画像が解禁された。緊迫した内容の映画本編では決して見ることのできない、チョン・ウソン、クァク・ドウォンのチャーミングな笑顔も捉えられている。

本作は、南北に分断されたまま長く冷戦状態が続く朝鮮半島を舞台に、韓国・北朝鮮・アメリカの三カ国の首脳たちが一人の北朝鮮高官の陰謀に巻き込まれ、歴史を揺るがす恐ろしい危機に直面するスリリングな骨太作品。脱出不可能な深海を航行する潜水艦、密室で繰り広げられる息詰まる心理戦と銃撃戦、浸水の危機と急減する酸素など、猛攻撃に晒される潜水艦に取り残された人々の物語が深く熱く交錯していく。

米朝の間で調停役を担う韓国大統領役のチョン・ウソンは、国家のトップとしての卓越した理性と、一家の主である父親としての人間味にあふれた両面を披露。目的達成のためなら無慈悲な行為も躊躇しない北朝鮮高官に扮したクァク・ドウォンは、威圧的な愛国者を熱演。北朝鮮の最年少指導者をユ・ヨンソクは、瞳に炎を宿したかのような気迫と共に演じてみせた。自己中心的な米大統領に扮したアンガス・マクファーデンや、日本の名優・白竜なども加わり、実在する各国首脳を彷彿とさせるキャラクターを個性的に演じている。

監督・脚本を務めたのは、観客動員数1,100万人突破の大ヒットを記録した実話映画『弁護人』のヤン・ウソク。ウェブコミック作家でもある自身の原作「鋼鉄の雨」シリーズは累計6,000万回の閲覧を記録し、自らメガホンを取り映画化した『鋼鉄の雨』(18)の主演チョン・ウソンとクァク・ドウォンを再び起用し、さらに世界観を広げた全く新しい内容で本作を完成させた。

このたび解禁されたメイキング写真には、チョン・ウソンがカメラに向けた和やかな笑顔や、強面で冷血な北朝鮮護衛司令部総局長パク・ジヌを演じたクァク・ドウォンが潜望鏡を覗き込んで楽しげに笑顔を見せる様子など、映画本編では決して見ることのできない、役柄のイメージとは異なるチャーミングな姿も収められている。

その他、狭い潜水艦のセットで、役者たちの熱演をすぐ背後から狙うカメラマンやスタッフなど、撮影中の様子も切り取られ、ヤン・ウソク監督と共にモニターで演技をチェックする俳優たちの真剣な表情や、監督と真剣な面持ちで話し合うユ・ヨンソクの姿なども切り取られている。

『スティール・レイン』は12月3日(金)より全国ロードショー。
スティール・レイン
2021年12月3日(金) より シネマート新宿ほか全国ロードショー
監督/脚本:ヤン・ウソク『弁護人』『鋼鉄の雨』 撮影:キム・テソン 照明:ソン・ジェホ 美術:ヤン・ホンサム 音楽:キム・テソン
出演:チョン・ウソン『藁にもすがる獣たち』、クァク・ドウォン『KCIA 南山の部長たち』、ユ・ヨンソク『愛を歌う花』、アンガス・マクファーデン『ソウ4』
2020年/韓国/韓国語/132分/スコープサイズ/5.1ch/英題:Steel Rain 2:Summit(原題:강철비2: 정상회담)
配給:ハーク、配給協力:EACH TIME
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