アカデミー賞の前哨戦の一つ、ニューヨーク映画批評家協会賞で2021年の最高賞である作品賞に日本の濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』が選出された。

『ドライブ・マイ・カー』
©2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
「詩的な深みと斬新な野心を備えた、魅力的で技術的に保証された作品」

同作品は先日発表されたゴッサム・アワードでも最優秀外国語映画賞を受賞したばかり。アカデミー賞でも有力な作品の一本に噂されている。ハリウッド・リポーターの批評家スティーヴン・ダルトンは、『ドライブ・マイ・カー』について「詩的な深みと斬新な野心を備えた、魅力的で技術的に保証された作品」と評している。

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ゴッサム賞最優秀国際映画賞を受賞した濱口竜介監督

また同賞では最優秀監督賞に『パワー・オブ・ザ・ドッグ』のジェーン・カンピオン、最優秀主演男優賞に同作のベネディクト・カンバーバッチ、助演男優賞に同作のコディ・スミット=マクフィー、最優秀主演女優賞に『ハウス・オブ・グッチ』のレディー・ガガ、助演女優賞に『トラジディ・オブ・マクベス(原題)』のキャサリン・ハンターが選ばれた。

ちなみにゴッサム・アワードでは『ロスト・ドーター(原題)』(マギー・ギレンホール監督)、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞では『リコリス・ピザ(原題)』(ポール・トーマス・アンダーソン監督)が最優秀作品賞に選ばれている。

『ドライブ・マイ・カー』は全国上映中。

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