実写版『美女と野獣』のジョシュ・ギャッドが、「Disney+(ディズニープラス)」向けに制作されている『美女と野獣』の前日譚シリーズの撮影が今年の春に始まることを明言した。『美女と野獣』前日譚は悪役ガストンとその手下ル・フウが主人公となり、映画版と同じくガストン役ルーク・エヴァンスとル・フウ役ジョシュ・ギャッドが続投することが決まっている。

ジョシュ・ギャッド
"144638_AP3_0815"作者: Walt Disney Television is licensed under CC BY-ND 2.0
「すべてアラン・メンケンの新曲なんです」

2017年の『美女と野獣』はディズニー・アニメーションの不朽の名作を『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソン主演で実写化した作品。魔女の呪いによって野獣の姿に変えられてしまった王子と、聡明で美しい女性ベルの真実の愛を描く。

アニメーション版『美女と野獣』の作曲も手がけたアラン・メンケンによれば、今回制作される前日譚シリーズのタイトルは 『リトル・タウン(原題)』(The Little Town) 。『美女と野獣』の楽曲「Belle(朝の風景)」の中で歌われる「リトル・タウン(小さな町)」という歌詞にちなんでいる。

『美女と野獣』で野獣とベルが出会う前を舞台に、ガストンとル・フウ、 ル・フウの義妹のトリオが想像を超える大冒険を繰り広げるというストーリー。『美女と野獣』で“村のスター”だったガストンとそのお調子者の子分ル・フウが、どのようにして相棒になったのかが描かれるという。

米メディア「ComicBook」のインタビューの中で、ギャッドは本作についての現在の状況を以下のように明かした。

「この春に撮影を予定しているのですが、脚本も素晴らしいし、音楽も信じられないほど素晴らしい。すべてアラン・メンケンの新曲なんです。今、キャスティングが進んでいるところです」

キャストには現在ルーク・エヴァンスとジョシュ・ギャッドのほか、ル・フウの義妹役で『僕を育ててくれたテンダー・バー』の新星ブリアナ・ミドルトンが新たに加わることが決まっている。現在さらなる追加キャスティングが行われているようだ。

新型コロナウイルス感染拡大でハリウッドにも様々な影響が出ているため、スケジュールどおりに撮影が進むかどうかは不透明だが、もし製作が順調に進めば来年の早いうちには配信がスタートするかもしれない。

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