『スパイダーマン』『ヴェノム』のスタジオが贈る最新作『モービウス』(4月1日公開)の初の本編映像が解禁された。天才医師マイケル・モービウスが幼い頃から患っていた血液の難病を克服するため、自ら“禁断の治療”を施すという、本作の肝となるシーンだ。

マーベルの新たなるヴィランを描く映画『モービウス』。原作コミックではスパイダーマンの宿敵として描かれるモービウスを、徹底した役作りで知られるアカデミー賞®受賞俳優のジャレッド・レトが演じる。天才医師マイケル・モービウス(ジャレッド・レト)は幼いころから血液の難病を患っていた。同じ病に苦しみ、同じ病棟で兄弟のように育った親友のマイロ(マット・スミス)のためにも、一日も早く、治療法を見つけ出したいという強い思いからマイケルは実験的な治療を自らに施す。それはコウモリの血清を投与するという危険すぎる治療法だった——。
このたび解禁された映像は、超人的な能力を持ったヴィラン、モービウス誕生の瞬間を捉えたもの。天才医師マイケル・モービウスが、倫理的に問題があり合法ではない実験を行うため、優秀な女性医師マルティーヌと共にコンテナ船の中の研究室に籠るシーンだ。
死が近づいていることを悟っていたモービウスは「これが最後の手段だ」とつぶやくと、痩せこけた背中に、コウモリの血清を投与する。マルティーヌは、ガタガタと震えるモービウスの体を押さえつけるように治療ルームのベッドに拘束しその様子をモニターする。

そこへ不審な気配を感じたのか船に同乗していた傭兵の1人が研究室に入ってくる。「出てって」と強く言うマルティーヌだったが、ふと見るとモービウスがベッドからいなくなっていた…。恐る恐る治療ルームに近づくと、突然、天井から落下してくるモービウスが! 拳銃を向ける傭兵に「撃たないで!」と叫ぶマルティーヌだったが、モービウスは人間の動きでは考えられない程のスピードで傭兵に襲い掛かる!
緊急事態のアラームが鳴り響く中、続々と傭兵が研究室に入ってくる。治療ルームの分厚いガラスを驚異のパワーで突き破ったモービウスは、傭兵から放たれる銃弾を華麗に身をかわしてよけ、超人的なスピードで傭兵に次々と襲いかかる。もはやそこには、死と隣り合わせで生きてきた、痩せこけたモービウスの姿はなくなっていた。
驚異的な肉体と能力を手に入れたモービウスの緊迫のアクションシーンに、本編への期待も高まる映像となっている。
『モービウス』は4月1日(金)全国の映画館にて公開。
モービウス
2022年4月1日(金)全国の映画館にて公開
STORY
天才医師マイケル・モービウス(ジャレッド・レト)。彼は幼いころから血液の難病を患っていた。同じ病に苦しみ、同じ病棟で兄弟のように育った親友のマイロ(マット・スミス)のためにも、一日も早く、治療法を見つけ出したいという強い思いからマイケルは実験的な治療を自らに施す。それはコウモリの血清を投与するという危険すぎる治療法だった。彼の身体は激変――。全身から力がみなぎり隆起した筋肉で覆われ、超人的なスピードと飛行能力、さらには周囲の状況を瞬時に感知するレーダー能力を手にする。しかしその代償は、抑えきれない「血への渇望」だった。まるで血に飢えたコウモリのように、自らをコントロールするために人工血液を飲み、薄れゆく人間としての意識を保つマイケルの前に、生きるためにその血清を投与してほしいと親友マイロが現れる。懇願するマイロを「危険すぎる、人間ではいられなくなる」と拒み続けるマイケル。しかし NY の街では、次々と全身の血が抜かれた殺人事件が頻発する――。
原題:MORBIUS
US 公開日:4 月 1 日(金)
監督:ダニエル・エスピノーサ
脚本:マット・サザマ/バーク・シャープレス
出演:ジャレッド・レト/マット・スミス/アドリア・アルホナ/ジャレッド・ハリス/アル・マドリガル/タイリース・ギブソン
©2022 CTMG. © & ™ 2022 MARVEL. All Rights Reserved.