『イップ・マン 最終章』などを手掛ける香港映画界の鬼才ハーマン・ヤウ監督が放つアクション『バーニング・ダウン 爆発都市』(4月15日公開)のメイキング映像が解禁された。主演のアンディ・ラウをはじめとする豪華キャストたちが、型破りなアクションシーンの撮影秘話を明かしている。

本作は『SHOCK WAVE ショック ウェイブ 爆弾処理班』の設定、ストーリーをリセットし、製作費44億と莫大にアップした製作費を投じ、香港アクション映画の“限界突破”に挑んだアクション。記憶を失った男が、香港全土を揺るがす核爆弾テロに挑む。主演は香港随一のスター俳優アンディ・ラウ。監督は、『八仙飯店之人肉饅頭』から『イップ・マン 最終章』まで、多岐に渡るジャンルで話題作を生み出してきた鬼才ハーマン・ヤウ。アクション監督はジャッキー・チェン主演『新ポリス・ストーリー』等を手掛けたニッキー・リーが担当した。
このたび解禁された映像では、総製作費44億円という壮大なスケールで撮影された本作の舞台裏やキャスト、監督たちのインタビューが収められている。
「命が命を救う。救命は必ずしも自己犠牲ではない。それが本作の2つのテーマだ」と語るのは主演アンディ・ラウ。共演のラウ・チンワンは本作について「アクション大作であると同時に、爆弾処理を題材にした珍しい映画だ」と解説する。

映像では危険な爆破のシーンだけでなく、対爆スーツや特化車両など爆弾処理に必要な道具がそろえられている様子や、繁華街での追走劇のシーンなどが切り取られている。同じセットでの撮影がほとんどなく野外での撮影を実施するなど、技術面でも創作面でもハーマン・ヤウ監督率いる制作陣のこだわりが垣間見える。

注目すべきは、吹き替えに頼るのではなく自らアクションシーンに挑むアンディ・ラウの姿。「ケガをしても周りが褒めてくれるんだ」と語るアンディ・ラウは、「調子がいい時は励まし、そうでない時も見守ってくれる」とスタッフに感謝を述べる。トップスターの彼が体当たりで繰り広げる圧倒的なスケールのアクションは必見だ。
『バーニング・ダウン 爆発都市』は4月15日(金)より全国ロードショー。
バーニング・ダウン 爆発都市
2022年4月15日(金)より、シネマート新宿・心斎橋ほか全国ロードショー
STORY
爆弾処理班に所属するフォンは、数々の事件を解決してきたエースだったが、爆発に巻き込まれ左足を失ってしまう。恋人や同僚の助けもあり、義足とは思えないほど身体機能が回復するが、上層部はフォンの現場復帰を認めなかった。仕事一筋で生きて来たフォンは自暴自棄になり、警察を辞めて姿をくらませる。そのフォンが、テロ組織「復生会」によるホテル爆破事件の現場で、重体の状態で発見される。容疑者として病院に収容されたフォンは尋問を受けるが、爆発の影響で過去の記憶を失っていた。そこに、フォンを救い出すべく復生会が乗り込んでくる。「なぜテロ組織が俺を助けるのか―?」フォンは病院から抜け出しひとりで逃亡するが―。
出演:アンディ・ラウ『インファナル・アフェア』、ラウ・チンワン『レクイエム 最後の銃弾』、ニー・ニー『悟空伝』
監督・脚本:ハーマン・ヤウ『イップ・マン 最終章』/アクション監督:ニッキー・リー『新ポリス・ストーリー』
2020年/香港・中国映画/中国語(広東語)/121分/シネスコ/5.1ch/字幕:伊藤あゆみ/映倫G
原題:拆彈專家2/英題:SHOCK WAVE 2/提供:ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム
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公式サイト burning-down.com