死と隣り合わせの雪山クライミングに身も心も凍りつく！『アルピニスト』本編映像解禁

2022年6月28日

米アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を獲得した映画『フリーソロ』以来の壮大なスケールと迫力に満ちたドキュメンタリー映画『アルピニスト』（7月8日公開）の本編映像が解禁された。“死と隣り合わせ”の雪山クライミングに身も心も凍り付く、猛暑にぴったりのシーン映像だ。

梅雨明け後の暑い季節をヒンヤリとさせるような没入感

本作は、世界でも有数の岩壁や氷壁、数々の断崖絶壁を、命綱もつけず、たった独りで登る無謀なフリーソロという登山スタイルを貫いた天才アルピニスト、マーク・アンドレ・ルクレールの姿を収めたドキュメンタリー。SNS社会に背を向け、不可能とされていた数々の世界の山脈の難所に挑み、次々と新たな記録を打ち立てていくマーク。偉業を成し遂げながらも、名声を求めない彼の性格から世間的な知名度はほぼ皆無――。そんな彼の驚くべきクライミング・スタイルに、思わず手に汗握る作品だ。

コロナ禍の中、三密を避けられるレジャーとして注目を集め、ブームとなっている「登山」。しかし、マークが挑む“死と隣り合わせの危険なクライミング”はなかなか体験できるものではない。そんな、日常ではなかなか味わうことができない感覚を追体験できるのは、映画ならではの醍醐味だ。

今回解禁された本編映像は、まさにその“死と隣り合わせの危険なクライミング”を体感できる迫力のシーン。カメラがひいても全体像を捉えきれないほどの巨大な雪山の断崖絶壁に、驚愕の“フリーソロ”スタイルで挑む場面だ。

大自然に正面から向き合い、前人未到のハードなチャレンジに単独で挑むマーク。命綱はなしに、クライミングアックスをしっかりと握り締め、慎重に崖に突き刺す。命綱がないということは、そのひとつひとつの動作に失敗が許されないということ。前人未到の雪山を慎重に、しかし時には大胆にのぼり続ける。そのひとつひとつのムーブに思わず息をのまずにはいられない映像だ。

緊張感あふれるクライミングをダイナミックに捉えたスリリングな映像は、梅雨明け後の暑い季節をヒンヤリとさせるような没入感に満ちている。猛暑が予想されるこの夏、映画館で必見の映画『アルピニスト』は7月8日(金) TOHOシネマズシャンテ他全国公開。