「スター・ウォーズ」新三部作のハックス将軍役で知られるドーナル・グリーソンが、米HBOのリミテッドシリーズ『The White House Plumbers(原題)』で、ウォーターゲート事件の重要人物を演じると米Deadlineなどが報じている。
Embed from Getty Imagesドーナル・グリーソン
本作は、アメリカ史上最大の政治スキャンダルのひとつ“ウォーターゲート事件”を再考する5部作からなるリミテッドシリーズ。ニクソン大統領の政治的妨害者であり同事件の首謀者であるE・ハワード・ハント(ウディ・ハレルソン)とG・ゴードン・リディ(ジャスティン・セロー)がニクソン大統領の座を誤って転覆させてしまった実話を描く。
Embed from Getty Images本シリーズに出演し製作総指揮も務めるウディ・ハレルソン
グリーソンが演じるジョン・ディーンは聡明で野心的な若きホワイトハウスの顧問。最終的にニクソンとその政権を崩壊させる隠ぺい工作を指揮するという重要な人物だ。ほかに『ゲーム・オブ・スローンズ』のレナ・ヘディがハワード・ハントの妻ドロシー役で出演することが発表されている。
Embed from Getty Images実際のジョン・ディーン
製作を手掛けるのはアメリカの政治風刺コメディシリーズ『Veep/ヴィープ』(Amazon Prime Videoでレンタル配信中)のチーム。ハレルソンとセローも製作総指揮に名を連ねる。放送時期は未定。
グリーソンは現在、弟のブライアン・グリーソン、マイケル・モロニーと共同で製作したアイルランドのコメディシリーズ『Frank of Ireland(原題)』に出演中。イギリスではチャンネル4で2021年4月より放送、アメリカなどではAmazon Primeで配信されている。日本では『ピーターラビット2 バーナバスの誘惑』が2021年6月25日(金)に公開予定。
Embed from Getty Images弟ブライアン(左)とドーナル・グリーソン