近年深刻化する犯罪のひとつである振り込め詐欺を韓国で初めて描き、2021年9月に韓国公開され、オープニング成績1位の大ヒットを記録したピョン・ヨハン主演のリアル犯罪アクションが、邦題を『声/姿なき犯罪者』(原題:보이스)とし10月7日(金)新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開されることが決定した。

監督「振り込め詐欺は悪質な犯罪であり、被害者たちは何も悪くないということを伝えたかった」

本作は、振り込め詐欺の罠にかかり、大金を失ったソジュン(ピョン・ヨハン)が、奪われた金を取り返すため詐欺組織に潜入し、壮絶な復讐を下すという、スリルに満ちた犯罪アクション。韓国検察庁の発表では、2020年の韓国国内で起きた振り込め詐欺被害件数は約4万件、被害額は約7,000億ウォン(日本円にして約700億円)に上り、この数字は日本の被害額の約2.5倍にもなる。

特に近年は、新型コロナウイルスにより災害支援金をはじめ、様々な方法でフィッシング詐欺事件が多発、振り込め詐欺もSNSやスマホアプリ、メッセンジャーが使われ手口が進化しており、想像を超えた巧妙な犯罪になりつつあり、日本に住む我々も決して他人事でない。

この日常に潜む、振り込め詐欺を題材に、韓国で初めて映画化したのは、双子の兄弟キム・ソン&キム・ゴク監督。これまでにT-ARAウンジョン主演のホラー『ホワイト:呪いのメロディー』(11)、実写とストップ・モーションアニメを用いたブラックコメディ『ポドリ君の家族残酷史X 韓国の夜と霧』(15)等、個性豊かな作品を手掛けてきた2人は、本作を製作するにあたり、実際に詐欺犯罪を担当する知能犯罪捜査隊へ徹底した事前取材を行い、最新の事件も参考にした。

振り込め詐欺によって娘の治療費からマンションの支払いまで、沢山の人々が大金を失った。現場の作業員として働くソジュン(ピョン・ヨハン)は、前職は刑事という異色の経歴を持つ。彼は愛する妻と同僚の30億ウォンを取り戻すため、振り込め詐欺犯を追跡しはじめる。犯人の手がかりを掴み、中国のある建物へ侵入するソジュンだったが、そこでは組織化された巨大な詐欺集団が総責任者クァク(キム・ムヨル)の先導によって毎日多額の振り込め詐欺を行っていた。愕然とするソジュンだったが、300億ウォン規模の新たな詐欺計画を知り、元刑事の正義感が覚醒、壮絶な復讐を繰り広げる。

キャストには個性豊かな面々が集結。本作主演で、振り込め詐欺の被害にあった妻や同僚たち、そして30億ウォンを取り戻すために、詐欺グループに立ち向かう元刑事ソジュンを演じたのはピョン・ヨハン。『茲山魚譜 チャサンオボ』(21)で流刑の天才学者と友情を育む貧しい漁師役を演じ、藤原竜也&竹内涼真出演『太陽は動かない』(21)では、産業スパイ役として日本人俳優たちと共演するなど、幅広い活躍を見せるピョン・ヨハンが、本作では激しいアクションシーンにノースタントで挑み、製作スタッフと共演者を驚かせた。

さらに対峙する詐欺組織の主犯をキム・ムヨル(『悪人伝』)、犯人を追う刑事をキム・ヒウォン(『鬼手』)、他パク・ミョンフン(『ただ悪より救いたまえ』)、イ・ジュヨン(『サムジンカンパニー1995』)ら、実力派俳優たちが脇を固める。

監督のひとり、キム・ソン監督は「振り込め詐欺犯罪は社会的な問題になるほど悪質で現代的な犯罪」としたうえで「劇中のセリフのように“振り込め詐欺は悪質な犯罪であり、被害者たちは何も悪くない”ということを伝えたかった。振り込め詐欺はあまりにも精巧で緻密なのでだまされやすい犯罪。映画を観て振り込め詐欺犯罪の警戒心が伝わって少しでも詐欺犯罪が減ったら…という思いだった」とメッセージを寄せている。

徹底したリサーチの末に完成されたリアリティあるストーリーと先の見えない復讐劇は観客を魅了し、未曾有のパンデミック下ながら公開初週の興行成績ではマーベル作品『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(21)を抜いてナンバーワンを記録。手に汗握る緻密な騙し合いと究極のバトルを繰り広げるリアル犯罪アクションが日本上陸する。

作品情報

声/姿なき犯罪者
2022年10月7日(金)新宿武蔵野館他にて、全国順次ロードショー

主演:ピョン・ヨハン 『茲山魚譜 チャサンオボ』、『太陽は動かない』
出演:キム・ムヨル 『悪人伝』、キム・ヒウォン 『鬼手』、パク・ミョンフン 『ただ悪より救いたまえ』、イ・ジュヨン 『サムジンカンパニー1995』
監督:キム・ソン&キム・ゴク 『ホワイト:呪いのメロディー』(11)
2021│韓国│韓国語│109分│シネスコ│5.1ch│カラー│原題:보이스(ボイス)│提供:ツイン、Hulu│配給:ツイン

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公式サイト https://koe-voice.jp/

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