『チェイサー』『哭声/コクソン』のナ・ホンジンが原案・プロデュースし、現在日本でも大ヒット公開中のホラー映画『女神の継承』のメイキング映像が解禁された。

『哭声/コクソン』のアナザー・バージョンとも言える本作は、タイ秘境を舞台に、祈祷師一族の美しき後継者を襲う不可解な現象の数々を描く、怒涛の恐怖エンターテインメント。日本でも劇場公開が始まると、2週連続ミニシアターランキング第一位(興行通信社発表:7/30-31,8/6-7)に輝くなど、この夏必見のホラー作品として話題沸騰中だ。
そんな本作で特に話題を呼んでいるのが、何かに取り憑かれるヒロインのミン(ナリルヤ・グルモンコルペチ)の怪演。彼女は日本での公開を記念して監督らと共に緊急来日し、都内と大阪で舞台挨拶に登壇した際に日本語で挨拶するなど終始笑顔を見せ、チャーミングな魅力を日本の観客に振りまいていたが、SNSでは「本編での豹変具合が凄まじい!」「舞台挨拶での可愛さとのギャップが1番のホラー」「悪意や憎悪を表情と佇まいで表現する素晴らしい女優」とホラーファンから大絶賛の声が挙がっている。
このたび解禁されたメイキング映像は、本作で何者かに憑依されたミンが見せるおぞましい動きが、いかにして作り上げられたのかがわかるファン必見の映像。
「ミンに何が憑依したのかは作品を貫く謎です」とバンジョン・ピサンタナクーン監督。ナリルヤも斬新でリアルな動きを追求し「人でない動きを目指した」と話す。そんな中、ナ・ホンジンから演技指導として紹介されたのが『哭声/コクソン』『新感染 ファイナル・エクスプレス』を担当したパク・ジェインだった。パクから送られてきた20~30本の動画の細部まで研究し、「取捨選択して応用した」とナリルヤ。パクの動画を見た監督も「憑依シーンがこれほど奥深いとは想像もしていませんでした」と驚く。

本作の大ヒットを記念して東京・グランドシネマサンシャイン池袋では、本日8月15日(月)~18日(木)まで、本作の起源となったナ・ホンジン監督の『哭声/コクソン』のスペシャル上映が実施され、両作品の“はしご鑑賞”ができるようにタイムテーブルが組まれている。詳しくはこちら→https://www.cinemasunshine.co.jp/theater/gdcs/news/3510.php
『女神の継承』は現在大ヒット上映中。
女神の継承
2022年7月29日(金) 全国ロードショー
STORY
小さな村で暮らす若く美しい女性ミンが、原因不明の体調不良に見舞われ、まるで人格が変わったように凶暴な言動を繰り返す。途方に暮れた母親は、祈祷師である妹のニムに助けを求める。もしやミンは一族の新たな後継者として選ばれて憑依され、その影響でもがき苦しんでいるのではないかー。やがてニムはミンを救うために祈祷を行うが、彼女に取り憑いている何者かの正体は、ニムの想像をはるかに超えるほど強大な存在だった……。
原案・プロデュース:ナ・ホンジン『チェイサー』 『哭声/コクソン』
監督:バンジョン・ピサンタナクーン
キャスト:サワニー・ウトーンマ、ナリルヤ・グルモンコルペチ、シラニ・ヤンキッティカン
2021年/タイ・韓国/タイ語/131分/カラー/1.78:1/5.1CH/原題:랑종/英題:THE MEDIUM /字幕翻訳:横井和子
配給:シンカ/提供:シンカ、エスピーオー/後援:タイ国政府観光庁/協力:OSOREZONE
レーティング:R18+
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公式サイト https://synca.jp/megami