映画音楽の巨匠、故・エンニオ・モリコーネの葛藤と栄光に迫る音楽ドキュメンタリー『モリコーネ 映画が恋した⾳楽家』の⽇本公開⽇が2023年1⽉13⽇(⾦)に決定し、本予告映像とポスタービジュアルが解禁された。

「最初、映画⾳楽を作るのは屈辱だった」

2020年7⽉、世界は類稀なる存在を失った。エンニオ・モリコーネ、享年91歳。500作品以上の映画とTVの⾳楽を⼿掛け、アカデミー賞®には6度ノミネートされ、『ヘイトフル・エイト』(15)で遂に受賞。全功績を称える名誉賞にも輝いた。本作は、そんな伝説のマエストロに、弟⼦であり友でもあるジュゼッペ・トルナトーレ監督が密着、結果的に⽣前の姿を捉える最後の作品となってしまった⾳楽ドキュメンタリー映画。

今回解禁された予告編は、「彼の⾳楽は⾰新的」(クリント・イーストウッド)「現代のベートーヴェンだ」(クエンティン・タランティーノ)と、名だたる監督たちがモリコーネへの惜しみない賛辞を述べるシーンから始まる。

ペンと五線譜のみで作曲する天才⾳楽家であり、世界中の映画⼈から認められ、映画⾳楽の巨匠として知られるモリコーネ。しかし、モリコーネ⾃⾝は「最初、映画⾳楽を作るのは屈辱だった」「私の師は“映画⾳楽”をバカにしてた」と、映画⾳楽の芸術的価値が低かった当時の苦しい胸の内を正直に明かす。

その後続くのは、モリコーネが世界的に脚光を浴びるきっかけになった「『荒野の⽤⼼棒』(64)のイメージ」として、セルジオ・レオーネ監督から黒澤明監督『⽤⼼棒』を⾒せてもらった時のこと、「逃して悔やむのはこの作品だけ」と未だ残念がるスタンリー・キューブリック監督の『時計じかけのオレンジ』(71)のすれ違い、『アンタッチャブル』(87)で3度⽬のアカデミー賞にノミネーションされたにも関わらず、『ラストエンペラー』(87)の坂本⿓⼀らに敗れ、意気消沈する様⼦など“天才”と呼ばれた彼の⼈間味溢れた姿が『ニュー・シネマ・パラダイス』(89)をはじめ、彼が⾳で命を吹き込んだ傑作の名場⾯とともに映し出される。

「妻に⾔った『映画をやめる』と」「でもやめられない、映画⾳楽のリベンジだ」と語るモリコーネ。『アンタッチャブル』(87)のメインタイトルである“正義の⼒”、『ミッション』(86)より“ガブリエルのオーボエ”、『続・⼣陽のガンマン』(66)からは“ジ・エクスタシー・オブ・ゴールド”、そして『ウエスタン』(69)の“ウエスタン”や『ニュー・シネマ・パラダイス』(89)のメインタイトル、“トトとアルフレッド”ら、本映像全編に渡って流れる珠⽟の映画⾳楽の数々も眩い、波乱万丈ながらも映画⾳楽への尽きせぬ愛を語る彼の⾔葉も印象的な予告となっている。

あわせて解禁されたビジュアルは、膨⼤な資料が溢れる仕事場で⾳楽を創作しているモリコーネの姿を捉えたもの。「ペンと五線譜のみ」で⽣み出される彼の⾳楽が、その背中から聞こえてくるような臨場感が溢れるポスターとなっている。

エンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』公演決定

★⽇時:11 ⽉ 5 ⽇(⼟) 16:00 開場 / 17:00 開演
11 ⽉ 6 ⽇(⽇) 【昼】11:00 開場/12:00 開演/【夜】15:30 開場/16:30 開演
★会場:東京国際フォーラム・ホール A
★オフィシャルサイト:https://www.promax.co.jp/morricone/

作品情報

モリコーネ 映画が恋した⾳楽家
2023年1月13日(金)TOHO シネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国順次ロードショー

監督:ジュゼッペ・トルナトーレ『ニュー・シネマ・パラダイス』『海の上のピアニスト』
原題:Ennio/157 分/イタリア/カラー/シネスコ/5.1ch デジタル/字幕翻訳:松浦美奈 字幕監修:前島秀国
出演:エンニオ・モリコーネ、クリント・イーストウッド、クエンティン・タランティーノほか

©2021 Piano b produzioni, gaga, potemkino, terras

公式サイト https://gaga.ne.jp/ennio/

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