クリステン・スチュワートがダイアナ元妃を演じアカデミー賞にノミネートを果たした『スペンサー ダイアナの決意』がいよいよ明日10月14日(金)より公開。このたびダイアナ妃が最愛の息子たち、ウィリアム、ヘンリーとベッドルームでくつろぐ姿を収めた本編映像が解禁された。

Photo credit:Pablo Larrain
「ここでは時制は1つなの。未来はなくて過去と現在は同じ物」

『スペンサー ダイアナの決意』は、一人の人間として生きる道を選んだダイアナの、決意の3日間の物語。ダイアナを演じるのは、 『トワイライト』シリーズ、『チャーリーズ・エンジェル』のクリステン・スチュワート。キャリア史上最高の演技と称された渾身の演技で、アカデミー賞主演女優賞に初のノミネートを果たした。監督を務めるのは、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』でジャクリーン・ケネディの知られざる姿を描き、主演のナタリー・ポートマンをアカデミー賞ノミネートに導いたパブロ・ラライン。鋭い洞察力と確かな手腕でダイアナの孤独と苦しみを静かに浮き彫りにする。「スペンサー」というタイトルはダイアナの旧姓。プリンセスの肩書に隠れてしまった自己を呼び覚ますとき、彼女は再びこの名を名乗ることになる――。

王室に窮屈さを感じ、家族にもパパラッチにも従者たちにも 24 時間見張られ息をつく暇もないダイアナの閉塞感を綿密なストーリーテリングと美しい映像で存分に見せてくれる本作。ダイアナにとって唯一安心できるひと時は最愛の子供たちと過ごす時間だった。

このたび解禁された本編映像では、ダイアナが息子たちだけに見せる飾らない真の姿が映し出され、無邪気で幼い王子たちの姿も可愛らしいシーンとなっている。

ベッドルームで家族の会話を繰り広げるダイアナ、ウィリアム、ヘンリーの 3 人。ウィリアムが「なぜクリスマスイブに贈り物を開けるの? 皆はクリスマスに開ける」と王室ならではのクリスマスの掟について疑問を投げかけると、ダイアナは「過去と現在と未来がある。でもここでは時制は1つなの。未来はなくて過去と現在は同じ物」と彼女の自身が痛感しているであろう王室の在り様を例え話として口にする。

ウィリアムは少し意地悪にヘンリーを横目で見て、「サンタが 1 日早く来るから最高の贈り物がもらえるとパパが言ってた」と昔話をし、幼いヘンリーは「そうだ」と主張するが、兄からの「嘘なのに」の言葉にショックを受ける。そこへダイアナが「それは私の作り話よ」と割って入ると、ウィリアムはすかさず「なら信じる」と答え、母と二人でヘンリーの機嫌をとろうとする。

さらに「マミーの生家に行こう」と提案するウィリアムだが、「“危険だからダメです”と怖い声で言われたわ」と残念そうなダイアナ。ヘンリーは「おばあちゃんの命令?」と嫁姑の関係を知ってか知らずか口にする。その瞬間ノックの音とともに「皆様がお待ちです」と従者の声が聞こえ、幸せな時間はあっという間に終わりを告げる――。

普通の家族の何気ない会話が切り取られたシーンだが、女王になることよりも、子供たちの母として生きることを選ぶダイアナの息子たちへの確かな愛が感じられる、劇中でも重要なシーンのひとつ。また幼くして母を失ったウィリアムとヘンリーが、ダイアナとこのような会話を繰り広げていたのかと想像することも胸を熱くさせるポイントとなっている。パブロ・ラライン監督が寓話として蘇らせたダイアナ親子の絆を目に焼き付けたい。

『スペンサー ダイアナの決意』は10月14日(金)TOHO シネマズ 日比谷 ほか全国ロードショー。

作品情報

スペンサー ダイアナの決意
2022年10月14日(金)TOHO シネマズ 日比谷 ほか全国ロードショー

STORY
1991 年のクリスマス。ダイアナ妃とチャールズ皇太子の夫婦関係はもう既に冷え切っていた。不倫や離婚の噂が飛び交う中、クリスマスを祝う王族が 集まったエリザベス女王の私邸サンドリンガム・ハウス。ダイアナ以外の誰もが平穏を取り繕い、何事もなかったかのように過ごしている。息子たちとのひと時を除いて、ダイアナが自分らしくいられる時間はどこにもなかった。ディナーも、教会での礼拝も、常に誰かに見られている。彼女の精神はすでに限界に達していた。追い詰められたダイアナは、生まれ育った故郷サンドリンガムで、今後の人生を決める一大決心をする――。

主演:クリステン・スチュワート(『トワイライト』シリーズ、『チャーリーズ・エンジェル』) ジャック・ファーシング(「風の勇士 ポルダーク」)、ティモシー・スポール(『英国王のスピーチ』)、サリー・ホーキンス(『シェイプ・オブ・ウォーター』、ショーン・ハリス『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』)
監督:パプロ・ラライン(『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』)

配給:STAR CHANNEL MOVIES

photo: Pablo Larrain
©2021 KOMPLIZEN SPENCER GmbH & SPENCER PRODUCTIONS LIMITED

公式サイト https://spencer-movie.com

あわせて読みたい

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事